朝は小雨で午後は曇りの北西部からこんばんは。
寒くはないですが暖かくもない、そんな気温です。

さて。

先日、膀胱炎になりましてね。
身も蓋もない話で申し訳ない。

久しぶりと言えば、久しぶりの膀胱炎。
ちょっと疲れがたまって抵抗力が落ちていたりすると、何かの拍子になります。

で、(イギリス全土ではなく)Englandでは『Pharmacy First』という新しいスキームが1月末より始まっており、これは比較的よくある7つの症状であれば、かかりつけ医(GP)の診察なしで、直接薬局で処方箋薬(抗生物質など)を出してもらえる、というサービスです。





イギリスではGPの予約が簡単に取れない、というのはもう長年問題になっており(コロナ禍で電話診療が始まってから少し緩和された気もしますが、今はもう元に戻った感が)、そんなよくある症状でGPの貴重な予約枠を埋めてくれるな、というのがサービス導入の目的です。
どれだけ医療がひっ迫しているかが伺えます。

対象の7つの症状は、

• Sinusitis −副鼻腔炎
  
• Sore throat −咽頭痛
  
• Earache −耳の痛み
  
• Infected insect bite −感染している虫刺され
  
• Impetigo (a bacterial skin infection) −伝染性膿痂疹（とびひ）
  
• Shingles −帯状疱疹
  
• Uncomplicated urinary tract infections in women −合併症のない女性の尿路感染症

というわけで、7つ目に該当したわたしは、お昼休みに薬局へ走ったのでした。

サービスが始まったばかりで、要領を得ない薬剤師の方も「検査ができるわけでもないし、そもそも私、医者じゃないのにさ！」とぼやきつつ、マニュアルファイルを引っ搔き回して問診票を手に、ひと通り質問をして手順を踏んだ後、無事薬を出してくれたので、現在はすっかり良くなりました。
ありがとう、あの時の薬剤師さん。

で、治ってからもう数週間経つのですが、それを小耳にはさんだ同僚がそれ以来、

「ヒカル！水！水は飲んでるの？」
「水筒(会社のノベルティ)はどうしたのよ？」
「夫が気に入って使ってるから、今は家に…」
「ちょっと、それはダメ。もう一個もらってきてあげるから！」

そして今日は、

「その机に置いてある水筒に水が入ってないのはなんでなのかしら？飲んだから？」
「あ…いえ…今日はまだ…」
「よこしなさい！水入れてくるから」
「あああ…スイマセン…」

事あるごとに「I'm watching you！」と言われ、その都度慌てて水筒のストローをズゾゾゾゾーとすする1日でした。



さあさあ、飲むのです。


← 水分摂りすぎてトイレが近くてしょうがない。

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