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40651193.gif特にこれといった予定もない一日。
なんて旅行中にこんなことでいいのか。
朝食に向かうと、なんと今日はヘリングがない・・・。はじめに取りに席を立ったオットがしょんぼりして戻ってきた。
「もしかしたら今ボールを取替えにいってるのかもよ」
と慰めてみたが、結局しばらく待ってもヘリングは登場しなかった。

ゆっくりたっぷり朝食を取って、街へ出る。
「たぶん自分から言い出すのは一生のうちこれが最初で最後になると思うけど、今日はひかるをデパートに連れて行ってあげよう」
と宣言される。デパートあんまり好きじゃないものね、オット。
というわけでデパート2つをのぞく。
一つ目はILLUMという名前。なんだかセール中ということもあるのだろうけれど雑然としていてしけた感じだ。
期待を込めて地下食料品売り場にも行ってみたけれど、しなびたスーパー?・・・。
でも値段だけは立派だった。コペンハーゲンではいくつか路面店もみかけたAMOKKAという雑貨店(本来はコーヒー店らしい)がテナントとして入っており、そこで見つけたシンプルな動物型ナプキンリングがものすごくかわいかったので、値段を見ると

ひとつ99k(約£10)也・・・。

思わず見間違えたのかと目を凝らしてみたけれど結果は同じ。直径10cmほどの小さなキャンドル立てなんてひとつ£25だ。たかが鉄の板を人の形にくりぬいただけのものに25ポンド・・・。なんだこの強気な値段設定は。喧嘩売ってるのか。

次にMagasin du Nordというデパートへ。
こちらは入り口を抜けると明るく広い店内、ああ、デパートだ・・・とほっとするつくり。地下食料品売り場も広くはないが雰囲気は良い。でもやっぱり日本のデパートには及ばないけどね。
オットのガイドブックにはILLUMのほうがポッシュだという解説だったらしい。何を根拠に・・・???

その後お茶休憩ということで、街の東側にあるCafé Bla Timeへ。いかにも手作りのおいしいそうなケーキがあったのでそれも注文。天気もよいので道路に面したテーブルにつく。客層は常連が多いようで年齢層も高め。新聞片手にコーヒーを飲みに来るという感じだ。
ケーキはフォークを入れるとびろーんといきなり糸を引いたので、
「・・・腐ってる!?!?」
とびっくりしたのだが、単にバナナケーキのためだった・・・。なーんだ。しっとりとしていておいしかった。ボブ男に半分奪われる。ちっ。

デンマーク、自転車に乗っている人が本当に多い。自転車道もきちんと整備されているし、街も平らだし、自転車乗りにはフレンドリーな国だ。いわゆる日本でよく見るようなママチャリというか普通のタウンサイクルが多い。これがイギリスだと本格的なマウンテンバイクとか競輪選手か?というような前傾型自転車の選択肢しかなく、頭にはもちろんあの爬虫類ヘルメットが一般的なので、本気でここで自転車を買って帰りたいと思った。ママチャリ万歳!

お昼ごはんの後ホテルで昼寝をして、夕方映画を見に行く。
「Supersize Me」というアメリカのドキュメンタリーで、一人の健康的な男性が30日間1日3食マクドナルドを食べ続けて体に起こる変化を映す、というもの。アメリカの肥満文化、マクドナルドの実態なども一緒に伝えており、面白おかしくコメディタッチなぶん余計その薄気味悪い経過も結果もリアリティがあって空恐ろしくなる。見ているとこっちも一緒に食べているような気分になるので心の中で「もうやめとけ〜〜」と何度も思う。

この映画の後だけに、なにか健康的なものが食べたい・・・と2人で思いつつ夕飯を求めてさまよう。
結局タイ料理屋さんに入った。野菜いっぱいのカオパッド。うまいっ。

ホテルに戻ってスポンジボブを見て寝る。




aa56f96b.gif朝食にヘリング。おいしいなぁ。パンとも合うのだね。
離れた席に日本人カップルがいた。なんとなく雰囲気が「新婚です」という感じでほほえましかった。席を立つときも手をつないでたし。2人に幸あれ。

日曜日はどこもしまっているところが多いので、どうやって一日つぶしたものか、と思っていたのだが、オットの提案で電車でスウェーデンへ行こう!ということになる。
コペンハーゲンからスウェーデンの町Malmoまでは電車でたったの30分。国をまたいで通勤している人も多いと聞いた。
空港から市内への電車でも感動したのだが、北欧の電車、めちゃくちゃきれいだ。そしてものすごくスムーズで、するすると進む。自転車と一緒に乗り込める車両もちゃんとあって、各シートに小さなゴミ袋もついている。床にごみ一つ落ちていないし、イギリスとの違いは歴然。イギリスの電車はものすごく古いものが多く、しかも線路もきちんと管理運営されちゃいないので、乗り心地も悪い。ガタガタガタガタ・・・どかっ・・・ドカーンッ・・・ガタガタガタガタ・・・という感じで進む。そして車内は紙くずやお菓子の袋なんかが散乱していて「これで先進国とはよく言えたもんだ」と言いたくなってしまう。

そして私たちが乗った電車では検札がなかった。駅には改札口もないので、キセルし放題?もちろんちゃんと目的地までの切符は買ったけれど。友人が乗ったときはちゃんと検札があったといっていたから、全くしないわけではないんだろうし、人口の多い首都圏内で毎回するわけにもいかないのだろうけれど、これってつまりは人々のモラルに寄っているところが大きいということだ。
そう考えると、コペンハーゲンでは歩行者がたとえ車が一台も通っていなくても赤信号では止まって待っている(無視してわたっているのは皆観光客)ことに気がついた。
国民性なのか。この辺はデンマークがイギリスほど多民族国家ではないことにも関係している気がする。ある人の常識が別の人の常識であるとは限らない、ということが他民族間では頻繁に起きるからだ。集団内で共有できる「常識」が多ければ多いほど集団の統率は取れるし、個人も「周りの目」というものを気にするようになるのだと思う。それが良いのか悪いのかは別問題。

コペンハーゲンでは私たち夫婦は少し目立っていた。観光客でごった返すエリアは別として、地元の人たちが多い場所では視線を感じることが多かった。面と向かって何かを言ってくる人はいないし、純粋に好奇心からの視線がほとんどなのだけれど、ほとんどが「白くてブロンド」の人たちからなる国で見るワタシ(またはワタシと一緒にいるオット)は彼らの「常識外」なのだ。
イギリスではめったに感じることのなくなった視線だったので、久々に「所変わればだねぇ・・・」なんて色々考えた。

で、Malmo。日曜日でお店はほとんど閉まっていたけれど、現在Malmo祭りの真っ最中。センターのあちこちに屋台がずらーっとならび、おいしいそうな匂いが漂っていた。タイ、フィリピン、中国、アフリカ圏など各国の屋台が立っていて、目移りする。悩んだ挙句、フィリピン料理に決定。名前はすっかり忘れてしまったのだけど、春雨のような麺に、野菜とピリ辛のソースがかかったものをいただく。ボブ男はそれに細い春巻きのようなものが乗ったもの。おいしーい。
その後イタリアンのカフェスタンドでおいしいコーヒーとお菓子を食べて一休みして、帰りがけにまた屋台でワッフルのチョコレートと生クリームがけを食べながら駅へ戻る。
結局Malmoには物食いにきただけだね、なんて思っていたのだが、途中メインの広場で子供向けステージを少し見る。でもスウェーデン語・・・。言葉の壁は厚いよ。
そこでちょっとだけ登場していたピンクの象のキャラクターがTシャツとして売られているのを発見!一目ぼれ。Malmo記念(?)に購入。ミソジ手前の女が着るピンクの象Tシャツ。どう?

コペンハーゲンに戻ってからボブ男が初日に行ったVinstue90というバーへ。駅からは結構な距離があるのだが、ここのビールは昔からの製法で炭酸が入っていないビールを提供してくれる。そのためグラスに一杯くみ上げるのに10分くらいかかる。その名も「Slow Beer」。ワタシはオレンジジュースを注文。オットは辛抱強く待ってアイスクリームのような泡を上にたっぷりのせたスロービアを。おいしいのだ、これが。とてもスムーズで後味もよい。ワタシのオレンジジュースも昔よく飲んでいた「ポンジュース」を髣髴とさせてなつかおいしかった。

夕飯の後にホテルの横のコーヒーバーでホットチョコレート(これも美味)を部屋に持ち帰り、最初の10分で最後の展開まで丸見えのレイ・リオッタ主演の飛行機ハイジャックものスリラーをベッドの上で2人で見る。レイ・リオッタこんな役ばっかりだな。

188c063e.gif美しい朝。
朝食のテーブルで誕生日のカードとプレゼントをもらう。
ここ最近散財が続いたので、「誕生日プレゼントは買ってくれるな」とお願いしていたのだが、「何にもなしっていうのもなんだから」と小さな薄い包み。
中身は「24」シリーズ1の劇画タッチな漫画だった。はまり始めたのはシリーズ2からで、シリーズ1ははじめからちゃんと見ていなかったので。でもこれってボブ男が読みたいからなんじゃ・・・。いやいや、ありがたいありがたい。

朝食はコンチネンタルブレックファストなんだけれど、フルーツ、シリアル、各種パン、ペイストリー、ハムやパテなどのコールドミート、へリング(ニシン)、チーズなどなど種類も豊富で満足。
このヘリングがデンマーク(北欧?)名物だそうで、小さく切って甘酢につけてある。うまーい。いろんな種類の豚肉加工品が朝食にでてくるのは、ドイツの友人宅で食べた朝食と似ている。
結構広いブレックファストルームをざっと見渡していて気づくのが朝食の食べ方。パッと見ただけでは宿泊客がどこの国から来ているのかははっきりしないのだが、基本的にイギリス人はこういうブッフェ形式の食事のときは自分のお皿に自分の食べたいものだけをのせ席に着く。それに対して欧州の人たちはいろんな種類のパンを選んでのせた「パンの皿」をまずテーブルの中央におき、各種ハムをのせた「ハムの皿」、「フルーツの皿」などとひろげ、それを各々がテーブルの上で選んで自分の皿にのせて行く。
前々から思っていたのだが、イギリス人は「食べ物を他の人とシェアする」ということに慣れていないと思う。なんでかなぁ。

朝食をたっぷりとったあとは別行動。
ワタシはStrogetというメインストリートを東へ。こういう観光地のメインの通りというのは大して面白くないことが多いが、ここもしかり。どこにでもありそうな店が続く。が、ワタシには「Bodum Husに行く」という目的があったので黙々と進む。あのキッチン用品やコーヒー、紅茶のポットなどで有名なあれだ。間口は狭いが高いビルで、ずーっと上までBodum製品が続いている。特に欲しいものがあったわけではなかったのだが、手に持っていた水のペットボトルとカメラを入れるのにちょうどよいカンバス地の小さなバッグを約£3で見つける。迷わず購入。ああ、ガイドブックとボールペンもするりと入るじゃあないか。なんて便利。ふふふふふ。

その後通りを抜けて街の北側をぶらぶらとあてもなく歩いていると「Taeko」という日本の食器などのお店を発見。のぞいてみる。我が家のご飯茶碗の一つにヒビが入り始めていたので、せっかくだからと2つ購入。店番をしていたのは、日・デンマークのミックスの青年で、おそらくこのお店のオーナー夫婦のお子さんなのだろう。はじめ白いノースリーブのT シャツにジーンズ、ちょっと長めの前髪を後ろで束ねて、ぱっとみが「香港アクションスター?」という感じだったので、オリエンタルとのミックスだけれど日本人ではなさそうだ、と思っていたのだが、おそるおそる尋ねてみると
「あ、日本人ですよ〜」
ときれいな日本語が。それまではお互い英語で会話をしていたので、彼もワタシのことを
「日本人かな・・・でも微妙・・・」
と思っていたようだ。
彼は日本語、英語、デンマーク語を流暢に操るのだ。すごー。
デンマーク男性ランニング率と長髪率高し。

1時半にボブ男と昨日のカフェで待ち合わせ。まだ来てない様子だったので、一人でコーヒーとサンドイッチの注文を済ませ、テーブルで本を読みつつ待っていたら、入り口をはさんで反対側のテーブルでボブ男がさみしく手を振っていた。いるじゃん。
「僕は何も注文しないで待ってたのに〜。ひどーい」
と女子高生みたいな怒り方をされる。知らん。
ここに併設されている本屋さんで古い英語の解説付き浮世絵の本を発見。値段がついておらず、いくらかたずねるとインテリそうな中年男性が
「う〜ん・・・50kでいいよ」
と投げ売りをしてくれたので4冊購入。

ホテルへ戻って一休みした後Christiania(クリスティアーナ)へ。ここは1971年にヒッピーの集団がかつての軍隊のバラックを占拠して独自の価値観、ルールを基にFree State Of Christianiaとしてコミュニティーを形成。それが現在まで続いている。ここでは大麻が合法だったりするのだ。ま、いわゆるヒッピーの夢の国ってとこか。
ぐるっと見て回ったけれど、特に見るべきものもナシ。昼間からよっぱらった大人同士が道端にすわり大声でしゃべったり、なにをするでもなく座り込んでいたり、ハーリークリシュナの集団が踊っていたかと思ったら瞑想していたりという感じ。夢の国ねぇ・・・。

帰りはガイドブックを頼りに近くのCafé Wilderで夕飯。イタリア人のウェイターにしゃべり倒される。
ボブ男はステーキ、ワタシは「本日のスペシャル」ということでチリコンカーン。チリはおいしかったけれど、出てきたのはチリ「のみ」。ご飯も、ジャガイモもチリと一緒に食べるもの何もナシ。カレーライスでカレーだけ食べてる感じだ。はじめに出てくるパンで結局食べたけれど、すぐ飽きた・・・。

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