土曜日に義妹の父親の75歳の誕生パーティーがある、ということでだんなの実家へ出向く。
ボブ男の職場はシェフィールドなので、私が夕方シェフィールドまで下り、そこからだんなの車でノッティンガムへ行くことにする。初めのころはこうやって里帰りするときは電車でシェフィールドまで向かっていたのだが、調べてみると
電車−−−各駅停車のみ1時間ちょっと
バス−−−エクスプレスで直行50分
という電車の癖に役立たずなことがわかったので(しかもバスのほうが安くて長距離用バスなのでシートもほど良い)すぐバスに乗り換えることにする。
ただ難点はリーズのバスステーションは長居はあまりしたくない場所だ、というところ。近距離用のバスステーションと同じ場所なので人の出入りも多いし、しかもかなり怪しげな人がうろうろしていたりする。観察している分には楽しいんだけど。
ここのトイレの明かりはものすごい薄暗い(ナイトクラブやディスコなんかにある白いシャツや歯がぼわ〜と浮き出る特殊なライト)。はじめは「なんでこんなライトをこんな公共のトイレで!?!?」と思ったのだが、これはトイレをコカインなどの薬物を注射するために使う人がいたため、それを阻止しようと血管が見えなくなるこのライトに変えた、というのが理由らしい。なんてこった。

義妹がご飯を作って待っていてくれた。
とりあえず断水でしばらくお湯が使えなかったので、ご飯より先にお風呂に入れてもらう。あーー、生き返る〜。でもその後すぐご飯とわかっているのでのんびりつかることもままならず私にとっては記録的な速さでお風呂から上がる。
牛肉をワインで煮込んだキャセロールに付け合せの茹で野菜。この野菜がでたときにだんなが先日パブで出されたこの世のものとは思えない栄養のえの字も入っていないくたくたのニンジンの話をしだした。「あれはほんっっっとにまずかった〜」と義妹に冗談交じりに話している間、私は内心ひやひや。というのも義妹はそれと似たような茹で野菜を作る人だからだ。
もちろん今日の付け合せもナイフを入れても全く手ごたえゼロのブロッコリーとニンジンだった・・・。でも義妹はまさか自分がそういうカテゴリーに入れられてるとは露ほども思っていないので、さっきのボブ男の話とどう考えても酷似した野菜を食べても「・・・はっっ・・・!!!」となることはない。
でもね、作ってくれた人には感謝しなくてはね。
ご馳走様でした。キャセロールはおいしかったです。