しとしとと雨が一日降っていた北西部からこんにちは。
でも12月ってこんなだったっけ?というような気温。
決して暖かいわけではないですけどね。


さて。


現在、自宅療養生活5日目。
もうすでに曜日も日付の感覚もなくなってきており、クリスマス感皆無の我が家です。

181221

職場からもらったお花を真剣に調査中のジェマ。
残念ながらユリ科のものが一部混ざっていたので(ネコには毒)、近所の八百屋さんへ暮れのごあいさつ代わりにあげてきました。


執刀医の承諾もないまま日曜日に退院、となったため(ミスコミュニケーション、イギリスあるある)、今日再度病院で診察を受け、先生の話も聞いたので忘れてしまう前にぼちぼち書いていこうと思います。
長くなりますのであしからず。


2016年にも長々と記事にした、背骨の中に何かある話(脊髄神経鞘腫)ですが。
その後も1年に1度、MRIスキャンを受けて、経過観察中でした。

今年の定期検査は3月半ば。
これも定期と言いながら全然定期じゃなく、ごたごたしたのはいつものことです(イギリスあるある再び)。

この検査結果を聞くために、また担当医(a.k.a. 目が笑わない先生)とのアポイントが取れたのが7月でした。
どうやら、今はX線や放射線などの技師が不足しているそうで、催促して催促してやっと結果が出てきたようです。

で、7月某日。

最初の手術からそれまでの期間、ひどい神経痛に見舞われたのは1回程度で、後はそれほど大きな痛みもなく、それなりに健やかに過ごしておりました。

昨年の検査では、もともと3つあった腫瘍のうち、取らなかった1つが少し大きくなっているかもという感じだったので、今回もまあまた多少大きくなっているかもしれませんが様子見になるだろうと高をくくっていたのです。

外来診察室によばれて、陽気な感じで先生とも、ご無沙汰でしたね、お元気でしたか〜?なんて軽く挨拶。

「じゃ、説明しますのでいったん座って」

はいはい。

「えー、3月のスキャンの結果ですが、その前の年に撮ったものとも比較し検討しました。それで…」
「あー、前回はその前より少し大きくなってるって――」
「はい、とりあえずまず私から説明を先にさせてください」
「もちろんどうぞ」
「これが今回撮った画像で…(PCのモニターを指さしながら)」
「あ!前回撮れなかったんで、今日はその画像の写真を取ってもいいでs――」
「待って!それは後でいいからまずはきちんと説明を聞いて」

おや、先生の様子がおかしい。
すいません。黙ります。

「この通り着実に大きくなってきています。したがって、これ以上大きくならないうちに摘出するというのが今回の判断です」

「…………それはつまり再手術、と?」
「はい」

ええええええええええええ…。

そこからは、目の笑わない先生はとんとんと業務的に段取りなどの話をはじめ、承諾書に自分のサインをすると、はいじゃあここにサインして、と書類をつきつけてきました。

ええええええええええええ…心の準備がまだ。

「ここでわたしに選択肢はないんですよね?」
「延ばせば延ばすほど腫瘍も大きくなり、手術による危険性は増します。症状もでないうちにということでかわいそうではあるけれども、これが最善です」

今回も血を吐く思いで承諾書にサイン。
前回のような緊急度ではなく、まだ少し時間的余裕があるので仕事のスケジュールと調整しながら、9月か10月辺りでとなりました。


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