気温も一桁になり、冬だねぇの北西部からこんにちは。

さて。

いったいいつになったら手術にたどり着くのか、という話ですが。
そう簡単にはたどり着かせませんよ。ふふふふ。

その後、「次の日程が決まり次第連絡します」と言ったまま2週間以上過ぎ。

NHSにはラストミニッツでキャンセルされた手術は28日以内に解消する、という規定があるはずなのです。
ただ、よーく読んでみると、この「ラストミニッツ」というのは当日キャンセルのことで、前日キャンセルはカテゴリー外らしい…。

この期間、夫はわたしのケアのために、自分の仕事のスケジュールも入れられずにおり、わたしはわたしで職場で「病院から連絡あった?」と事あるごとに聞かれ、肩身が狭いったらありゃしない…。

それからやっと次の日程が決まったのが11月半ばでした。
とりあえず、11月28日を押さえました、というのが秘書談。
ただ、それまでに不測の事態が何もなければ、という条件付きです。

ギリギリまで必要最低限の人にしか言うまい、言霊という言葉もあるくらいだしな、とここまで来るとだんだん非科学的なことにすがろうとしてしまうのが人間。

そんな生活をしていた5日後。

昼間に携帯が鳴りました。
スマホの画面をみると、病院からです。
もう、イヤな予感しかしません。

「本当に申し訳ないんですが、緊急に手術が必要な患者さんが出てしまいました…」

はい、きた。
癌の患者さんだそうで、もうしょうがない。それはしょうがない。

これまで担当医の秘書と電話で何度も話をしているので、お互い気心も知れてきて2人でNHS(National Health Service、イギリスの国民健康サービス、税金で賄われており基本患者に医療費はかかりません。なのでいつもカツカツ)の愚痴に花が咲きます。

とにもかくにも、人材・財源不足なのだそうです。
稼働率はほぼ100%で、一人抜けるとカバーをする余裕がない、と。

よくよく話を聞いてみると、前回キャンセルになった一番の原因は、その日前後に合わせて6人の麻酔医がそれぞれ別の理由で病欠したからだそうです。
6人て。

「病床の割り振りを決めるのは、自分たちより3段階上の人達なんだけど、直接患者さんに悪いニュースを伝えるのはいつも僕たち秘書なんだ…」

次の日程は12月12日となり、そのスロットにわたしをねじ込む代わりに、もともと12日に手術を予定していた患者さんは1月に延期されるらしく、患者ところてん。
これからその患者さんに電話をするという秘書をなぜかわたしが慰め電話を切りました。

その後、直接一緒に仕事をしている関係者にまたぞろ「てへぺろ」メールを送るわけですが、周りの反応も「あー、またキャンセルね、はいはい」みたいな感じになっており、確実に自分がオオカミ少年化していることを実感したり。

つらい。

181224

すでにナース疲れ。


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