相変わらず外は白いままのボルトンからこんにちは。

さて。

背骨の話もそろそろ終盤。

入院4日目。
朝食はいつものライスクリスピーの砂糖がけで米欲を満たします。

前日(金曜日)の執刀医の話だと、まだ手術後3日目なので感染の可能性は低く、吸収熱・侵襲熱の類だと思うけれども念のため様子を見たいので退院は週明けまでお預け、とのことでした。
前回は3泊4日で退院できていたので、思わぬ展開にがっかりはしたものの、まあ熱がでてしまったからしょうがないか、と納得。

週末は執刀医はお休みらしく、土日担当の声の高い別の先生が回診に来ました。

「元気そうだし明日帰っていいよ。歩いてるー?歩くの大事!」

え、そうなの?

「痛みどめも経口に変えといて」

その話はおとといから出てるんですけどね。
横に指示が伝わっていないみたいですよ。

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お昼はジャケットポテトと卵サラダとチーズ。
オレンジジュースとヨーグルト。

ずっとカーテンの後ろに隠れて気配を消していたのですが、ベッドから降りて歩けるようになったので、点滴スタンド片手に人里に下りるクマ(← わたし)。

向かい側にいるローズマリー(仮名)とも挨拶を交わすようになりました。
仕切りはカーテンしかないので、お見舞客との会話は筒抜けなのですが、彼女の一番下の娘さんと父親(旦那さん)の関係がどうやらうまくいっていない模様。

暴れん坊アイリーン(仮名)にも旦那さんや子供が複数いるようで、お見舞いに来ている間は彼女も大人しいのですが、いなくなったとたんに「ナース!ナース!…〇ッチ!」が始まるので、さみしいのかもしれません。
彼女は彼女で息子さんとお金のことで揉めているようです。

その喧噪の合い間に、今度はブラスバンドがクリスマスキャロルを演奏に来たりと病室で静かに療養するということは不可能なのだな、と(病棟にもよると思いますが)。
普段は大人2人で、音と言ったら猫2匹が出す「ごはんくれ」コールくらいの静かな暮らしをしている身としては、この音問題が一番体に堪えました。
耳栓必須。

この日夕方になって、夫と一緒に友人カップルがお見舞いに寄ってくれました。
娘さんの学校の劇で使うとかで、4人でキラキラの金と赤の専用フォイル紙でわっかの鎖づくり。

日本だと折り紙を均等に切ってーとなりますが、こちらではお店ですでに切って端にシールがついているものがパーティーグッズとして売っているそうです。
あら、便利。
ついでにお見舞い、とあまった鎖で点滴スタンドを飾り付けてもらって、病室でそこだけクリスマス仕様に。

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夕ご飯はチキンカレーとベジタブルライス。
これはおいしかったよ。

万が一イギリスで入院することになったら、ジャケットポテト(ベークドポテトのこと)かカレーを選んでおけば間違いない、とだけお伝えしておきます。


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