372788b2.gifホリデー最終日。あっという間だなぁ。
朝食、やっぱり今日もヘリングは出なかった。食べ納めかなわず。
オットもがっくりと肩を落とす。

だんだん体が「野菜欠乏」状態に耐えられなくなっている模様。ハムの付け合せ、というか飾り程度に乗っているキュウリとかパプリカの切れはしをむさぼり食う。

コペンハーゲンの空港は「2000年度世界で最も美しい空港賞」に選ばれたとかで、本当にきれいだ。床もダークウッドの板張りでおしゃれ。ごみも落ちていない。お店も充実。
というわけなので、長居するのもつらくないよね、ということで早めに空港へ到着。
チェックインカウンターは長蛇の列だったのだが、ちゃんとセルフチェックインマシーンも大量に完備。この機械を使っている人はほとんどいなかったので、私たちは一秒も並ぶことなくチェックイン終了。すばらしい。
ボブ男はこんな機械を見たことがなかったのでかなり半信半疑、という感じ。イギリス人の機械に対する消極的ぶりがうかがえる。確かにこれがイギリスにおいてあったらワタシもあんまり信用しないんだけど。きっと搭乗券を飲み込んだまま動かなくなったりするのだ。

空港内にはガラスで仕切られた「Quiet Room」というのがあって、オットマン付きのすわり心地のいいラウンジチェアが並んでいる。誰でも使用可能。実際中に入ると従業員が昼寝してたりする。ちょうど2つ席が空いていたので、ボブ男と2人で収まる。オットはこの椅子のすわり心地のよさといい、静かさといい大変気に入ったようで、横でニヤニヤと笑いが止まらなくなっていた。

がっ、

途中、この「Quiet Room」(強調)でギターを弾きだすバカ発生。
若者3人のグループの一人だったのだが、おいおいおいおいおいっ。
一応遠慮して大音量にはせず、「爪弾く」感じで曲もしっとりおとなしめに変わったので(自分の中では)よしとしたのだが、何を考えているのか。字が読めないのか?
まったくほんとにも〜、なんて思いつつ椅子のうえで寝返りを打っていると、ガラスに反射して自分の姿が見える。
今日はピンクの靴にピンクのカーディガン、手荷物として持ち込もうとしている小さなスーツケースもピンク、という軽く林家パー子状態。他人をバカ呼ばわりしている場合ではない。

マンチェスター空港に到着したとたん大雨。ああ、イギリスだねぇ。
空港の表のバス停で駐車場行きのバスを待つ。待てども待てども、到着するバスは違う駐車場へ行くものばかり。
「Long Stay駐車場行きのバスは?」
と聞いても
「あー、今に来るよ。黄色い屋根だよ」
「あー、このバスは違うね」
とそっけない返事。確認しようにもバス停には何の表示もない。ボブ男がしびれを切らし始めた頃、また違うバスが到着。
「ロングステイ?あー、それならここじゃなくって建物はさんで反対側だよ」
「・・・・・・・・・・」

建物を突っ切り反対側に向かうとすぐにバス到着。しかも到着ロビーの建物から駐車場までは出発ターミナルとは違い歩ける距離であることも発覚。
ああ、イギリスだねぇ・・・。