日本に帰る前、長いフライトに備えてというこじつけの理由のもと、前々から欲しがっていたiPOD miniを買ったボブ男。
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かなりお気に入りなようで、その様子はダウンロードようのパソコンのセットアップから何から全てボブ男”1人で”やり遂げた、ということからもありありとわかる。わかりやすい。

「ケースが必要だと思うんだよね」

お気に入りのものに対する愛着具合がひと目でわかるコメントだ。うんうん、そうだね。
イギリスにいる間もずっと探していたらしいのだが、「iPODケース」と名のつくものはたかがケースの分際でバカみたいに高いかデザインが今ひとつらしく、結局素のまま持ち歩いていた。
そして日本滞在中、ついにオットのお眼鏡にかなうケース発見!

「これ!これだよ!これがぴったりだと思うよ!」

そ、そうかな・・・。うん、まあ、でもボブ男のiPODなんだしいいんじゃない。

「うん!これにするよ!」

そしてとうとう手に入れた念願のiPODケース。

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ベビー用すべり止め付きソックスお値段セールにつき210円(税込み)






ま、ぴったりと言えなくはない。
かたっぽだけしか必要ではないので、もう片方は滞在中お世話になった姉の家のクマのぬいぐるみの足にコソッとかぶせてくる。中途半端なお礼。
今でもこのケースは愛用中で、しかもかなり自分でもいいアイデアだったと思っているらしく、出し入れするたびにワタシのほうを見て「ムフフ♪」とほくそえんでいる。
リーズの街中で突然ポケットからベビー用ソックスを取り出す中年男がいたら、それはオット。
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ボブ男はお腹が弱い。
常に胃腸が弱いというタイプではなく、食べるものによって「あ、きたっ!」というタイプ。
本人もワタシも慣れているので、食べる量に気をつける、とかしっかり火を通すという方法で普段の生活に支障はない。
ちなみに今までなんとなーく、この辺の食材はオットのお腹にやさしくないらしい、と判明したものは

キュウリ、カリフラワー、ブロッコリー、茄子、ズッキーニ、
わかめ、ピーマン、ベイクドビーンズ

など。少量なら大丈夫。
でもこの辺はシロウト判断。トイレに直行した直前に食べていたものから判断していた。
で、一度きちんと診てもらおうかという話になってオットがリーズのヘルスフードショップでやっているFood Sensitivity Testなるものを予約。

テストが終わるまでワタシは時間をつぶし待ち合わせたのだが、待ち合わせ場所にやってきたボブ男の顔にあきらかにタテ線が入っている。「ガーン・・・」という効果音がこれほど効果的な場面を見たことがない。ワタシがどうだったのか聞くと、

「いや、とりあえず座って、どっかに座ってゆっくり話そう・・・」

明らかにうろたえている。
これほどショックを受ける結果といって思い当たるものといえば、

「チョコレート?」
「い、いや、今は何も言わないよ」
「あ、ジャガイモか!ジャガイモ?ねえ、ジャガイモ?」

目をそらすボブ男。
当てちゃったらしい。
で、結果。
オットは以下の食べ物に関してセンシティブだということが判明。


鴨肉、ミルク、チーズ、ヨーグルト、タラ、えび、干しぶどう、
プラム、ココア、じゃがいも、トマト、小麦(粉)、赤ワイン、
赤レンティル、もやし、ベークドビーンズ、Green Split Peas(豆の一種)、
Linseed(亜麻の種子)、Schwartz(調味料メーカー)のチリパウダー


ありすぎ。
他にも食品添加物だとか花粉、カビ、ホコリ、などの項目があってそれぞれ敏感な項目にしるしがついている。
だいたい、「乳製品、ジャガイモ、ココア、小麦、ベークドビーンズ」をのぞいたらイギリス人に何が残るのか。オット生まれてきた国を明らかに間違えていることが判明。

はじめにあげたキュウリ、わかめ、ブロッコリー、茄子、ズッキーニは調べた品目からもれていた。ピーマンとカリフラワーは入っていたけど問題なしらしい。
何となくこのテストの胡散臭さを感じつつも、とりあえず

「いや、敏感なだけであってアレルギーってことじゃないんだし、食べたらダメ
ってことでもないんだし」

とショックで体がななめになっているオットをなぐさめてみた。
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もう9月も半ば。
だんだん朝起きると外が暗くなってきている。10月末にはサマータイムも終了で本格的に暗くなっていくのだ。冬が、冬が来る〜っ。
ここ数日秋晴れの気持ちいいお天気が続いていたのだが、ワタシが休みになったとたん今日はじとじとしとしとと雨。イギリス人ならば
「Typical!」(ったく典型的よねっ。ふんっ)
と叫んでしまうところ。

そして今日は歯医者さんの定期検診が。
若先生(2004年5月27日日記参照)との半年振りの再会。相変わらず肌がつやつやしていて快活ビームがでている。

「やあ!元気?」

なんてさわやかなんだ。自分の生き方を反省したくなるそんなさわやかさ。
そして若先生は日々技術向上、サービス向上に精進しているらしく、検診に新しいルーティン、
上あごと下あごの繋ぎ目を指で押さえ、
「顎ガクガク」
と首周りの
「リンパチェック」
が仲間入り。ほほーう。
歯自体のチェックも結構念入りに。特に問題はなかったらしく、
「フロスは定期的にね」
と毎回言われて毎回守れないアドバイスをいただいて終了・・・、かと思ったら
「じゃあ最後に噛みあわせをちょっとみようか」
あ、はい。

「はい、カチカチ噛んで〜」

カチカチ。

「はい、いいです、じゃあ今度は下あごを前に〜」

は?下あごを前に?
どういう状態のことを言っているのかがわからず、ポカーンと口を開けて顎をガクガクさせていたら

「いや、あの、下の歯を上の歯の前に出してってこと〜」

とやさしく訂正される。あら全然違いましたね。こりゃ失敬。そして言われた通り自分のアゴ勇顔を若先生に披露すると

「はい、いいでーす」

とやっと終了。
最後のはおそらくワタシの前歯が奥に引っ込み気味なのを確認したかったんだと思われる。単に若先生が患者のアゴ勇顔を見たかった、というわけじゃあないはずだ。
フロス、頑張りまっす。
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