ノッティンガムを午前中に出発。
お昼ごろ家に着く。
本当ならのんびーり、ネットでもしてダラリダラリと過ごしたいところだけれど、そうは行かない事情が・・・。

すっかり記憶のかなたに忘れ去っていた友人夫婦の誕生日。よりによって二人とも同じ5月に誕生日ときた。覚えているときは2人ともちゃんと準備万端一気に片付くけれど、忘れるときは2人一緒だ。
日本旅行から戻ったばかりで気持ちがホリデーモードだったんです、といういい訳も6月に入った今、もう通用しまい。
この間のマンチェスター旅行ですでにプレゼントは用意できていたのだけれど、ボブ男が「明日出来ることは今日しない」というポリシーで生きている人間なので延びに延び今日に至る。
これではいかんっっっ、と家に帰ってくつろぐ前にプレゼントを包んで、薄目にしたら読めるんじゃないかってくらい顔に「しぶしぶ」と大きく書いてあるだんなを連れて出向く。

嫌味のひとつも覚悟をしていたわりには結構スムーズ。快く迎えてくれた。ちょうど長年計画していたバスルームの改装がほぼ完了しかけており、それでかなり機嫌が良かったのが幸いしたらしい。ほっ・・・。神様どうもありがとううううう。
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午前中に家をでて街でショッピング。
とりあえず白ワイン用のグラスが足りなくなったので、Jessop's(デパート)で買い足す。後うちで使っているゴミ箱専用のゴミ袋も買いだめ。なんて夢のないショッピングだ・・・。

お昼をボブ男の幼馴染と約束。
彼とは4歳からの知り合いらしい。現在も独身。若いときからバンドを組んでいて、今も仕事の合間に活動中。日本が好きで、日本語を結構長いこと勉強している。でも私といるときはしゃべってくれない・・・。だんなのいる前だからかなぁ、と私も無理強いはしないんだけど。
天気が良いのでオープンテラスのあるレストランでお昼にする。私はねぎの入ったパンケーキにロケットとスモークサーモンがはさんであるサンドイッチ(?)を注文。なぜかお皿の端にガリが・・・。ねぎを使ってるからちょっとオリエンタルですってことか?でもガリ好きのだんなに半分盗まれる。

夜は義妹のお父さんの誕生パーティ。近所のパブで。でも今回招かれているのはもちろんそのお父さんの親戚関係なのではじめて会う人ばかり。紹介される片っ端から名前を忘れていく。こういう会は疲れるんだよねぇ。とりあえずありったけの愛想を振りまく。でもみんな良い人なんだけどね。彼の姉妹の一人は御年89歳。杖はつくけどしゃっきりしたおばあちゃんだ。もうちょっと若めの妹おばあちゃん(誰一人名前が思い出せない)はひたすら写真を撮っていた。かわいい。
パブでの食事の後は義妹の家でバースデーケーキのお披露目。このために日中探しに探してやっと見つけた「Happy Birthday」のろうそくは火をつけたとたん普通のろうそくの数倍の速さでみるみる燃え尽きていった。このたった数十秒のために何時間費やしたことか・・・。思わず「諸行無常」という言葉が浮かぶ。
11時にお役目完了。ご苦労様でした。
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土曜日に義妹の父親の75歳の誕生パーティーがある、ということでだんなの実家へ出向く。
ボブ男の職場はシェフィールドなので、私が夕方シェフィールドまで下り、そこからだんなの車でノッティンガムへ行くことにする。初めのころはこうやって里帰りするときは電車でシェフィールドまで向かっていたのだが、調べてみると
電車−−−各駅停車のみ1時間ちょっと
バス−−−エクスプレスで直行50分
という電車の癖に役立たずなことがわかったので(しかもバスのほうが安くて長距離用バスなのでシートもほど良い)すぐバスに乗り換えることにする。
ただ難点はリーズのバスステーションは長居はあまりしたくない場所だ、というところ。近距離用のバスステーションと同じ場所なので人の出入りも多いし、しかもかなり怪しげな人がうろうろしていたりする。観察している分には楽しいんだけど。
ここのトイレの明かりはものすごい薄暗い(ナイトクラブやディスコなんかにある白いシャツや歯がぼわ〜と浮き出る特殊なライト)。はじめは「なんでこんなライトをこんな公共のトイレで!?!?」と思ったのだが、これはトイレをコカインなどの薬物を注射するために使う人がいたため、それを阻止しようと血管が見えなくなるこのライトに変えた、というのが理由らしい。なんてこった。

義妹がご飯を作って待っていてくれた。
とりあえず断水でしばらくお湯が使えなかったので、ご飯より先にお風呂に入れてもらう。あーー、生き返る〜。でもその後すぐご飯とわかっているのでのんびりつかることもままならず私にとっては記録的な速さでお風呂から上がる。
牛肉をワインで煮込んだキャセロールに付け合せの茹で野菜。この野菜がでたときにだんなが先日パブで出されたこの世のものとは思えない栄養のえの字も入っていないくたくたのニンジンの話をしだした。「あれはほんっっっとにまずかった〜」と義妹に冗談交じりに話している間、私は内心ひやひや。というのも義妹はそれと似たような茹で野菜を作る人だからだ。
もちろん今日の付け合せもナイフを入れても全く手ごたえゼロのブロッコリーとニンジンだった・・・。でも義妹はまさか自分がそういうカテゴリーに入れられてるとは露ほども思っていないので、さっきのボブ男の話とどう考えても酷似した野菜を食べても「・・・はっっ・・・!!!」となることはない。
でもね、作ってくれた人には感謝しなくてはね。
ご馳走様でした。キャセロールはおいしかったです。
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