3月ももう半分。
今週はとても暖かくなるそうで、今のワタシは金曜日のために生きているといっても過言ではない。これまで一ケタ続きの毎日を過ごしていたのに、いきなり気温が16度まで上がりますなんてことを言われちゃあ浮かれたくもなるではないか。

今日は職場にエリアマネージャーが久々にやってくるということでマネージメントチームの面々は緊張して走り回っていたのだが、訪問も無事終わり、しかも最後に爆弾発言、

「来月半ばで転職します」

おおーっ。
言われたほうは「おめでとう」「グッドラック」なんて口々にねぎらいの言葉をかけていたけれど、みんな喜びを顔に出さないように歯を食いしばっているのがわかる。
彼が去った後、それぞれ心の中で軽くガッツポーズ。
こんなにみんなに慕われたエリアマネージャーの行く先は大手ジーンズメーカー。
そういえば普段はどんなことがあっても「スラックス?」と呼びたくなるようなズボンを腰高にはいていた彼が今日はさわやかジーンズだった。
わかりやすい。
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b493721e.gif洗濯が終わった頃だと、キッチンに行くと洗濯機の前に小さな水溜り。
また!?またなのか!?とかなりウンザリしつつ(でもびっくりはしない。慣れってすばらしい)また洗濯機をゴゴゴと脇へ動かし、裏のパイプチェック。
漏れてない。あれ?
よく調べてみると、洗濯物を入れる際に靴下を片っぽ洗濯機のドアにはさんだまま閉めていた模様。その隙間から洗濯中に水が漏れたらしい。あら、ワタシでしたか。こりゃ失礼。

またどかした洗濯機をゴゴゴと元に戻していたら、洗濯機と床の間から米粒がポロポロと出てきた。むっ。よみがえる過去の記憶。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
それはオットが週末にご飯を作っているときのことでした。
ワタシは2階でネット中。下からガタガタ音がすると思っていたらボブ男が上がってきた。
ぅは〜〜・・・、というこれ見よがしの大きなため息。やさしいツマが一体どうしたのかと聞いてみると、

「頭ぶつけた・・・」

あ、そ。と軽く受け流しかけたのだが、オットがことの一部始終を説明しだした。
我が家のキッチンのワークトップの上には何年か前に2人で取り付けた棚がある。そこにはガラスジャーに移したパスタやシリアルとならんで、アルミの缶に入ったお米とお菓子類がある。お菓子の缶はお米のより一回り小さく、お米の缶の上にのっている。
オットはこのお米の缶をお菓子の缶をどけずにいっぺんに取ろうとしたらしい。手を伸ばしお米の缶をつかみ、そろ〜りと下ろそうとした瞬間、斜めになったお菓子の缶が滑り落ち、オットの額を直撃。

「あっはっは!ばかだねぇ」

ここまでは笑い話。オットはぷりぷりしながら、

「も〜、やんなっちゃう。お米がさぁ、床じゅうにさぁ・・・」

・・・え、今なんて・・・・・・?
オコメガユカジュウニ????
お米が床じゅうに!?!?!?!?

額を直撃されてびっくりしたボブ男、その拍子にお米の缶をつかんでいた手も離してしまったらしい。
ワタシの「魚沼産新米コシヒカリ」が入ったお米の缶を手放してしまったらしい・・・。

「え?ねぇ、お米は、ねぇ、お米は!?!?!?」
「だ・か・ら、床にばらまいちゃった」

ばらまいちゃったってアンタ!!!
オットにとってはそれが「新米コシヒカリ」だということよりも、床じゅうに広がったそれを片付けるのが大変だ、ということが重要らしい。こんなところで思わぬカルチャーギャップ。新米さまをなめるな。
キッチンに駆け込んでみると、ワタシの新米さまは無残な姿で床に広がっていた。
ワタシの動揺ぶりに驚いたオット、

「ほら、でも缶の半分は無事だし・・・、ね」

と力のないフォロー。ことの重大さに気づいたらしく、ブラシで床のお米を集めている。今度はワタシがため息をつく番だ。ぅは〜〜〜〜〜〜・・・・・・。
覆水盆に返らず。覆米缶に返らず。
「お米はドライだからきれいにすれば大丈夫だよ」なんてオットの慰めもむなしい。

でもサラダボールいっぱいの覆米は捨てるには忍びなく、結局その後責任を感じたオットが数日かけてざるでゴミを漉してくれた。
ま、責任は当然感じてもらわんとね。だって新米さまだし。

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ここ半年ばかり、朝の通勤バスで頻繁に一緒になる青年(ジュード・ロウ似の彼ではない←本サイト「ヨークシャーつれづれ話」参照)。
背がひょろりと高く、ちょっとボーっとした顔をしていて人は良さそうだ(偏見か?)。彼の通勤ファッションがいつも同じなのがちょっと気になってはいたのだ。
薄いグレーのトレーナー上下。その上にカーキのコートをはおり大き目のレコードが入るようなショルダーバッグを提げている。
問題はそのトレーナーのズボンがどうも微妙にパジャマ。
「パジャマじゃないかなぁ。でもそういうファッションもあるしなぁ・・・」
と思ったり、
「ジムのインストラクターとか?」
などと思ったりしていたのだが、ジムのインストラクターにしては肩や胸板の貧弱さが気になるし、君はいったい何人だ!?的な日焼け顔でもない(偏見か?)。それにあの寝グセ。あの寝グセと筋トレマシーンは相容れないだろう。

見かけるたびにトレーナーに目が釘付け(ひざの出具合とかね)だったのだが、本日もって謎、無事解明。
帰りのバスが今日はじめて一緒になったのだ。

ジーンズはいてる!
着替えてる!
やっぱりパジャマじゃん!!!

というわけで、あーすっきりした。
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