128cbb42.gif昨日のひな祭り。母からの「ちらし寿司を食べました」というメールで思い出す。お飾りも出しているのに思い出さない自分にびっくりだ。
なので遅ればせながら今晩は我が家もちらし寿司。もちろん(?)サブちゃんの「ち〜らし〜♪」だ(若い人にはわからないか)。

先週のお向かいさんのお呼ばれパーティ。書こう書こうと思いつつ日がたってしまった。ちょっと衝撃的で自分の中で咀嚼するのに時間がかかったのだよ。
「友達も来るから遊びにきてね」という誘いだったので、多少のつまみが出る程度の飲み会だろうと思っていたのだ。
白ワインを持参する。(実はこれも前もって「赤ワイン以外の飲み物にしてもらえるかしら」という連絡があったため)
到着すると宴もたけなわというかすでにかなりお酒が入っている人たちに囲まれ、自己紹介をするでもなくされるでもなくとりあえず場におさまる。みんな人のよさそうな人ばかりでホッとする(どこまでも小心者)。

しばらくすると「そろそろダイニングルームにどうぞ」というアナウンスが入る。部屋を移ると大きなダイニングテーブルにディナープレートとフォークが一つずつセットされていた。部屋自体は大きくて立派な暖炉を中心に、窓にはドレープのかかった緑のカーテンがかかり壁やカーペットはバーガンディで統一されている。いかにもイギリスミドルクラスチック。
あれ?つまみ程度じゃなくてディナーなのか?でもフォークが一本だし・・・。となんとなく戸惑いつつテーブルに着く。周りはいつものことだからなのか、お酒が入っているからなのか全く気にする様子もなくおしゃべりに興じている。その中の一人はウォッカのボトル持参。彼女は学校でドラマを教えているらしい。ものすごい加速度で酔っ払っていっているのが目の据わり具合で一目瞭然。そして今回赤ワイン禁止なのは彼女が原因ということも理解する(酔って動きが雑になるのでモノをこぼしまくるらしい)。

そして最初に登場したのが、ディナープレートとおそろいのボール2つに山盛りのったガーリックマッシュルーム(ニンニクで味付けしたマッシュルームを衣を付けてあげたもの)。マヨネーズのディップが横についている。

「さあどうぞ」

え?
スターター(前菜)ってことですか?い・・・いただきます・・・。
みんなでそれをフォークでつっついて食べる。この不必要に大きなディナープレートは取り皿ということらしい。ボールが空になると隣人はキッチンに引っ込んでいった。次はメインってことかなぁ、と思っていると回りの皆はタバコ休憩に外へ出て行く。そして次に登場したのは、ボールに山盛りのミニ春巻。
・・・・・・・・・??????????
人間、今まで経験したことないことに遭遇すると一生懸命それを理解しようとするものですな。
・・・・スターター第二弾?
また皆でつっついて食べる。それが終わるとまた隣人はキッチンへ引っ込み、しばらくすると違う大皿をもって現れた。

ベジタブルミニ春巻とえび春巻登場。

この時点でワタシはもう吹き出さないことに必死。立派なテーブルにちょこんとのった春巻プレートを見ていると吹いてしまいそうなので目を泳がせつつ春巻を口に押し込む。隣でボブ男は無言で春巻をつまんでいる。
春巻プレート無事終了。次は何かな?

ミニスパイシーチーズコロッケ登場。

とりあえず食っとけ食っとけ!わははははははー!
普段消費する数年分の揚げ物を今消化しているのだ、頑張れワタシの胃!
ああっまたキッチンに消えて行ったよ、まだ出すつもりだよ!

ミニオニオンバージ(玉ねぎをスライスしたものをスパイスと衣をつけて揚げた物)登場。

もうムリだーーっっ!全部冷凍揚げ物だーーっ。
ということでワタシは手をつけず。隣人夫婦は普通に食べていた。

「ごめんなさい。デザート用意してないの〜」

いや、もう心の底から結構です。げふっ。
あんなシュールなディナー(?)は生まれて初めてだ。この先も多分ないだろう。いや、この夫婦とお付き合いを続ける限りはありえるのか!?
毎日油をガロンで飲んで胃を鍛えないと・・・。
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e42fa825.gif土曜だし、おでかけしようということで、久々にHarrogateへ行くことにする。
普段は車で行くのだが土曜だし駐車場もいっぱいだろうし予定変更。車でLeedsまで出てそこから電車で行くことに。

Harrogateはこのあたりヨークシャーの街の中では「ポッシュ」と言われるところで市民の平均収入もお高めと思われる街だ。隠居した悠々自適の方たちも多数在住。そんなわけでハイストリートのお店もアンティークとかデザインキッチンなどを扱うところが結構多い。
我が家のソファがそろそろ寿命なのと、去年ベッドを買い換えてから古い(&安い)ベッドサイドテーブルを人にあげてしまったので、下見というか参考までにお店をのぞいてみようというのが今回の目的。
ワタシは家具店に目がないので(いろんなものに目がないなぁ)、今まで用もないのに入ろうとしてはオットに襟首をつかまれて引っ張り出されるのが常だったのだが、今日は違うっ!だってそれが目的なんだもの・・・。
そしてなぜか今回ボブ男かなり乗り気。ワタシが「このお店はキッチンものだけっぽいしパスだな・・・」と思っているお店にさえ

「とりあえず入ってみよう!」

とずんずん入っていく。どうしたのだオット!? 気は確か!?
とりあえず、「これならデザインもいいしサイズもちょうどいいかな」というサイドテーブルを見つけカタログをもらって帰る。お値段はあまりちょうどよくなかったよ・・・。よよよ。

帰りの駅で。プラットフォームは2つしかないので行きに着いたプラットフォームと反対のプラットフォームで帰りの電車を待っていた。電車の時間が迫るにつれ人は増えていくのだが、私たちが立っているプラットフォームには私達以外誰もいない。
みんなヨーク方面へいくのかなぁ、と思いつつも一応確認に時刻表を見るとこちらのプラットフォームは「ヨーク→ハロゲート→リーズ方面」となっている。うん、やっぱりあってるね、こっちで。と思っていると反対側に電車が滑り込んできた。2両編成の電車の先頭、行き先プレートを何気に見ると、

「Leeds」

・・・・・・・リーズ!?!?!?
あれだよ、アレに乗るんだよ!
一瞬オットと呆然と顔を見合わせる。が、次の瞬間には2人で猛ダッシュ。
階段を駆け上がり、「も・・・もう間に合わないんじゃ・・・???」と思いつつ足をフル回転させて前を見るとオットはすでに架橋をわたり切ろうというところ。心配して振り返るようす全くナシ。

「この人はもし何か大災害が起こって2人で逃げ惑うことがあったら一目散にワタシを見捨てて逃げるね、こりゃ」

と猛ダッシュしながらも段々小さくなっていくオットの背中を見つめながら妙に悟った午後。
何とか電車にはギリギリで間に合う。
ワタシが電車の中で疑惑を口にすると、

「ちがうよっっ、僕が先に間に合えば電車を停めておくことができるでしょう!?だから先に行ったんだよっ、ひどいよ〜う」

だそうだ。
ホントかねぇ・・・。
オットへの疑惑は深い。
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ここ数日雪がよく降っている。
昨日の夜は特にひどかったようで、今朝目を覚ますとまだ横にボブ男がいた。ああ、まだそんな時間か、と思っていると

「大雪のため休校になりました♪」

とニンマリ。
東北育ちのワタシに言わせると、これぐらいの雪で休校していては北国では冬は学校閉鎖だよってな話だが普段から雪に対する備えがない地域ではこういう場合は仕方ないのかもしれない。
とりあえずオットは突然の幸運に朝からハイテンションだ。同僚とその飼い犬ハリーと一緒に近所の森へ「雪合戦してくるね」と嬉々として出かけていった。私は丁重にお断りして家ごもり。何なら春まで冬眠したっていいくらいだ。

去年のクリスマスに一通のクリスマスカードから突然(不自然に)始まったお向かいさんとのお付き合い(2004年12月4日日記参照)だが、その後。
ボブ男が出勤時に顔をあわせたりして、「今度うちに飲みにおいでよ」などと一度お誘いを受ける。いったん日付も確定しかけたのだが向こうに突然用事が入ったりして(これもお互いの電話番号を知らないため郵便受けにメモを投函しあうという隠密作業)、結局第一回目の会合は我が家でコーヒーということになったのが数週間前。
そして先週、今度こそはという感じで土曜日に彼らの友人が遊びに来るらしく一緒にどうですか、という第二のお誘いが。パーティーっていうやつだ。
それまでに自分の社交スイッチを入れておかねばならない。普段あんまり使わないスイッチなので付きが悪くてねぇ・・・。
お向かいさんは2人暮らしだがかなり大きなお家に住んでいるので家の内装を見るのがちょっと楽しみだったりする。
くらいっ、ワタシってくらいな〜。
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