朝、突然思い立ってNorth YorkshireのKilburnという村に行くことにする。ここには”Mouseman“の愛称を持つロバートトムソンの工房とビジターセンター(いわゆる展示場)がある。木工職人の彼が作ったものにはトレードマークとしてどこかにかならず「ねずみ」が彫られており、現在はそのひ孫達が職人を使ってビジネスを運営しているらしい。今まで教会などで何度かこのマウス・ロゴ探しをしたことがあったので、じゃあ工房までいってみようか、ということになった。
いきなりA1(道路名)で渋滞。1時間半くらいかな、と思っていただけに着くまでにちょっとぐったり。2時間以上かけてやっと到着。
で、センター自体は・・・・・・・・・・うーん、うーん・・・。別に何かを買おうと思って来たわけではなかったし、かなり値段が張ることも知っていたけれどここまでとは、という感じ。あなたは椅子一客に700ポンド(約13万円)払う勇気がありますか?私にはない。勇気があってもお金はない、けっ。私たちが入ると中にはすでに母娘の先客がおり、オーナーらしき男性がくまなく案内している。私たちが値段にクラクラしている間にその2人はダイニングチェアに腰掛け「あら、これもステキねぇ・・・」なんていう会話をしている。買う気だ。ひぃぃぃ。3人の会話に思わず聞き耳を立てる。
「次は絶対主人を連れてくるわ。今日はゴルフパートナーと一緒に・・・云々」
ゴルフパートナー。これがちょっと町内の打ちっぱなし(そんなのイギリスにないけど)の顔見知りでないことは明らかだ。そそくさと本だけ買って外に出る。なんとなくがっかり。モノがいいのは確かだけど付加価値みたいなものに何百ポンドと値段がついてる気がしてならない。初代のクラフトマンシップはどこへ、と知りもしないのになんだか熱くなる。このマウス・ロゴは「キャビネット職人という仕事柄教会のねずみのようにひどく貧乏」という話を仲間としたのがきっかけだったらしいのだが、いやー、今は全然関係ないはずだ。ああ、でもあのアームチェアは欲しいかも・・・。
その本を片手にKilburn近辺の教会をまわって、彼が残した作品を見て回る。教会は暗いのでねずみを探すのは結構大変だ。ヨークシャーのあちこちに作品はあるらしいので、これから暇があるときに出かけてみるのもいいかも。

家に帰って、昨日作ったカレーを食べる。2日目はさらに美味。
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月曜日のバンクホリデー(祝日)にしこしこと働いたので振り替え休日を入れて5連休、真っ只中。ああ、幸せ。かなりの時間をパソコンの前かテレビの前で過ごしている気がする。うーむ。
テレビといってもプレステをやったり日本のビデオを見たりなのだが。プレステは去年のクリスマスプレゼントにオットにもらったソフト、いまだ終わらず。途中で飽きて半年くらい放って置いたのが原因。内容はギャングの一人として街を牛耳っていくもので、車やバイクが必要なときは他人の車を奪って移動。内容も言葉もゲームとしては大人向けで一応18禁指定(一体誰が守るのか?)。ただ車を使って何かをすることが多いのであまり興味のなかった私は「これは若い男の子がするゲームだよ・・・ふっ」と冷めた視線だったのだが、徐々に進んで豪邸を買ったり、ナイトクラブやタクシー会社を買収しだした2週間ほど前からはまり始め、課せられたミッションに何度挑戦しても出来なかったりしてフラストレーションがたまると道行く人を殴りつける始末。いやぁ・・・。
こんなことばかりしているせいで、最近肩こりがひどい。自業自得と思いつつでもやめられない。ボブ男はこういうゲームは苦手なので後ろで黙ってみている。前に別のソフトで何度か頑張ってみたのだが、もともと操作に慣れてないので、追われたり撃たれたりするとパニックに陥ってあらぬ方向に猛ダッシュ。わけもわからずコントローラーを動かすので画面がぐるぐる回ったりしてあっという間に疲れてしまうらしい。当たり前だ。

最近お米を食べてないなぁ、ということで、今晩は日本のカレーにする。多めに作ったので明日もカレー。ふふふふふ。
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朝はちょっと遅めに起きて朝食を済ませ家から車で40分ほどのHebden Bridgeという町へ行く。久々にサニー出動。
この町は規模は小さな町だが若くてトレンディーで収入もある程度あるような人たちが多く住んでいる(レズビアンカップルもなぜか多し)所なのでタウンセンターにあるお店が私が住んでいるところなどとは全くまったーーーく比較にならないほどお洒落なのだ。
久々に行ったのだが、目抜き通りのお店の数もさらに増え、町が全体的にどんどん大きくなっていってる感じだ。そして何よりも増えたのがカフェ。数十メートル置き、場合によってはあるカフェの向かいも2件となりもカフェ、という状態で、「こんなでやっていけるのか?」とこっちが心配になるほど。
私たちはその中のひとつのオーガニックカフェに入った。カプチーノとキャロットケーキを注文。ケーキはしっとりしていて甘すぎず合格点。97年に初めてイギリスに来たときは年配の人が集うようなティールームはあっても気軽に入っておいしいコーヒーが飲めるところなんてヨークシャーには皆無だったことを思うとイギリスもずいぶん洗練されてきたなぁ、と思わず遠い目になってしまう。

帰りにお肉屋さんで夕食用のお肉を買って帰宅。今晩は牛肉のキャセロールだ。お隣さんも誘う予定。

ボブ男はジムに行ってしまったので、これから一人の時間を謳歌しなくは。とりあえずプレステでもしようかな〜。むふふ。
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