先週の木曜日に我が家に働き者がやってきた。
その名を「Siemens IQ洗濯機」という。
14年オットが使い続けたこれもSiemensの洗濯機の調子がとうとうおかしくなり始めたのが数ヶ月前。この長老もそれはそれは働き者で14年の間お医者に見てもらったのは1度だけ。ボブ男はかなりの愛着があるため、これはどう考えても買い替えの時期が来たとわかっているものの
「買わなきゃね、新しいの買わないとね・・・」
といい続けてすでに数ヶ月。
とりあえずその間、すでに体調が悪いのに無理をさせては・・・ということで洗濯するときはつねにHalf Loading(全収容量の半分の量で洗濯)。もともと大容量ではない洗濯機なのにその半分しか洗えない。洗濯カゴの中はいつのぞいても「底なしか!?」というくらい常に洗濯物がたまるようになってしまった。そんな一時の子供だましのような対処を続けているうちにだんだん半容量でも
「もー、ムリ。限界ですーー」
と危険な音を発するようになってきたのでようやく重い腰を上げ、先々週2人でリーズに洗濯機探しにでかけた。
このメーカーを扱うお店は少なく、リーズの中心部でしかも多少定価より安く値段設定しているであろうお店は2件のみ。選択の余地はほとんどない。そして実際リーズに着いてから洗濯機決定までの所要時間およそ10分。
1件目で「現品見本。一台のみ限定!」というかなりのお買い得ものを発見。夫婦でにわかに色めき立つ。ボブ男はもうこの時点で「いただきますっ」という顔をしていたのだが、いやいや、ツマとしてココは冷静に。まず確かにかなりの値引率、そしてウェブサイトで見てコレが買えたらいいのになぁと思っていた品だがそれでも大体設定していた予算より結構上だ。それだけを出す価値はあるのか、洗濯機は洗濯できればいいんじゃないのか・・・。う〜〜ん・・・と眉間にしわをよせてワタシが「これは実際得なのか?」考の渦の中へとふかーくふかーく入っていこうとしていると、その洗濯機の上でパッと光り輝くパネルが目に入る。
「Free 10Year Guarantee 」
無償で10年保証!!
この国でそれを言ってくるとはいい度胸だ。製品に自信アリと見た。ああっ今がっちりツマのハートを掴んだ音が・・・。
いやいや、まだわからん。比較をしなくては比較を!
「えー、これでいいのに・・・」
というオットをつかみ、ワタシは「一応他のお店も見てきますっ」、ボブ男は「でも多分もどってきます」とお店の人に言って店を出る。
しかしもう一件のデパートでは同じメーカーの別の製品を扱うのみ。比較できないじゃないかっ。ボブ男の気持ちはもうあちらなのですっかり上の空で、洗濯機を見ているようで実は食洗機を見ていたりする。
結局そのデパートにいたのは一分足らず。すぐにさっきのお店へ飛んで帰ってお支払い。

そして届いたIQ君はそれはそれは賢くて働き者だ。洗濯物を入れると重さを量って後どのくらい入れられるのか教えてくれるし、洗剤の量も教えてくれるし、何時に洗濯が終わるのかも教えてくれるし、スピンするときにちゃんとバランスを保つように回るし、汚れ具合で時間も自動調節だし、水漏れ防止機能もついてるし、何より静か!!
14年の間に洗濯機界はこんなにも進歩していたのか・・・。涙がでそうだ。ううう。
このエントリーをはてなブックマークに追加

木曜日はいつもだったら夜のマッサージのコースの宿題をとぉりゃあああっと片付けているのだが、今日は違う。なぜならば、もう最後の宿題を済ませてしまったから!!!
ばんざーい、ばんざーい。
5月末で終了するこの30週コースも残りわずかだ。うれしいなぁ。何がうれしいってマッサージ師としての資格が一応もらえることよりも毎週宿題のことをとりあえずしばらくは考えなくていいってことだ。筋肉だとか、骨だとか、内臓の仕組みだとか日本語でだってあんまり考えたことがないことを英語で考えなくてすむということだ。
ハレルヤ!

講義の部分はすでに終了したので残りの3週は実技のみ。つまりマッサージをするかされるかでよい。らくちんらくちん。
今回はワタシは前半で「する」側、後半で「される」側。上手な人とペアを組めたら極楽気分が味わえる。
間にお茶休憩をはさむ。キャンティーンに行って紅茶、コーヒー、オレンジジュースなどを各自買ってしばらくおしゃべり。
今日は昨日見たテレビの話(恋人や配偶者からひどい扱いを受けた人たちのリベンジ話を集めたものらしい)などで盛り上がり、そこからクラスメートのジェニが最初の夫の話をしだす。この前夫にジェニはひどい扱いを受けたばかりか最終的には前夫の浮気発覚で離婚が決まったらしいのだが、たくましいヨークシャ女ジェニは転んでもタダでは起きない。

まず弁護士に相談。当時彼女は仕事の関係でロンドン、前夫はヨークシャーに住んでおり浮気の確信はあっても証拠がなかった。決定的証拠を掴むために弁護士のススメで探偵を雇うことにする。

「テレビドラマなんかで探偵の話はあるけど、まさか自分が使うなんてねぇ、びっくりよ。しかもこの探偵、本当に変装なんてしちゃってさぁ、すごいの」

そしてこれが功を奏して写真でばっちり浮気現場を押さえることに成功。その写真を持って前夫の住むヨークシャーの家へ出向き、留守の間にベッドの上にその写真が入った封筒と、クリスマスシーズンということもあり、飾ってあった人工のクリスマスツリーをひっつかみその上にドカッと置くと、

「もちろんクリスマスカードもね、そえたわよ〜。<Merry F○○king Christmas!!!>って書いてね。おっほっほ」

それが決定打となり2人は無事離婚。この件でかかったお金、弁護士費用、裁判所費用、そして探偵を雇った費用まですべて前夫持ちとなる。

「お金は持ってんのにそりゃーケチな男だったからさ、これだけでもあの男にすりゃかなりの打撃なわけ。してやったりよ」

そしてトドメをさすかのように、離婚後しばらくたちその前夫がどうもテレビに今日映るらしいという情報を得る。
「ドキドキしたわよ〜。どんなんなってるかと思って」
放映時間が来てテレビの前にかじりつくジェニ。そして画面に映ったものは・・・!

ハゲてんのよ!!!すっかり!!!わははははは!!!私はさ、ハゲの男って結構好みだからいいんだけど、あの男ハゲるのだけは絶対イヤだっていつも言ってたの。でもハゲてんのっっ。も〜〜、私思わず叫んじゃった、<神はいる!!!!>って!」

現在彼女は2人目のだんなさんと2人の子供と幸せに暮らしています。
このエントリーをはてなブックマークに追加

朝から良いお天気。この間グダグダと天気の悪さにケチをつけたからか。やれば出来るじゃないか。
で、せっかくなのでどこかいこう、ということになる。が、我が家はいつもいきあたりばったり。
「おお、そういえばこの間職場の同僚がBoston-Spaはきれいな所だっていってたよ」
ということで、あっさりBoston-Spa行きに決定。うちからは車でも40分くらいだったかな。
そしてBoston-Spa村は小ぢんまりしたとてもミドルクラスな村で、家々もかわいらしく、
「おー、写真で見るイギリスって感じじゃな〜い」
なんて感心もしたのだが、それにしても小さい。村だから当たり前だけど。大通り一本のみ。そのなかでも「センター=お店などが集まる所」と千歩譲って無理やり呼んで呼べないこともないかもしれないところは正味100m。村の駐車場がタダ、というところからもその小ささが伺えましょう。だって住んでる人以外行かないもの。
でも天気も良いし、小さなデリでサンドイッチを手に入れてベンチに座って土曜の新聞を読みながら食べる。ちょっとしたピクニック気分だ。

充分お日様にも当たったし、そろそろ行くべか、とよたよた村を後にしてそのまま帰るのかなと思っていたらオットはその足で今度はそこからすぐのYorkへ連れて行ってくれた。今まで「リーズはいつもいくから、違うところに行こうよ。ヨークは?」と提案するたびに
「渋滞だからだめっ」
「混むからだめっ」
「なんとなくイヤ」
と却下され続けきたというのにどういう風の吹き回しなのか、オットよ?
とりあえず素直に「わーい」と喜んでみる。
さっきの村とは打って変わって巨大駐車場は満杯。ぐるぐる何周もしているうちにオットの雲行きが一気にあやしくなり、顔全体に
「だから・・・だからだからだからーーーーっっっ」
とゴシック体で書かれかけていたので空きを見つけたときは心からホッとする。
ヨークの町は3連休の中日、土曜日、そして絶好の天気、ということで人だらけ。街をとりあえず一回りして、お茶を飲んで、じゃ、帰りますか、という感じ。するとボブ男、
「ちょっと待って、○△□通りを探してるんだ」
というのでカフェの店員さんに道を聞き、行ってみる。オットがわざわざ前もって調べ、わざわざ探してまで行きたがるようなところ・・・といえば・・・ひとつしかないっ!
中古CDレコード店だ。
ワタシの予測は的中し、オットは嬉々としてCD物色、本日一番生き生きしている。
「すばらしいセレクションだよ〜。」
と何度も言う。わかったってば。
欲しかった一枚を手に入れて、ほくほくで我が家へ。
なんとなーく今回ヨークに連れて行ってくれたのはワタシが前から行きたがっていたし、ということではなかったんじゃなかろうか、という疑惑を胸に帰宅。ま、いっか。
このエントリーをはてなブックマークに追加

↑このページのトップヘ