f55d3eaa.gifパリ滞在実質最終日。
まだショッピングらしいことを一つもしてなかったので、本日は別行動の日になる。朝食は落ち着いて食べられるのも最後だし、ということで、ボブ男の同僚(フランス人)がすすめてくれたMontparnasseそばの”La Coupole”というカフェ兼ダンスクラブへ。
外観は結構しけたというか寂れたような感じなのだが、中がめちゃくちゃでかい。
白くて厚いテーブルクロスがかかり、完璧にセッティングされたテーブルがずらーーっと並んでいる。アールデコっぽい内装。
朝食には少し遅い時間帯だったので人もまばら。案内された席の向かい側ではいかにもビジネスランチ(ブレックファスト?) という感じのカチッとしたスーツの方たちが談笑中。
ワタシ達のテーブル担当のウェイターがツルツルの床をシャーと滑りながらやってきた。このおじさん、ワタシの大学時代の恩師に似ていた。先生、こんなところで何を・・・?
セットの朝食を4人分頼むと、この恩師が床を滑りつつペイストリーやフルーツジュースなどをがんがん運んできてくれる。
「あなた達は何もしなくていいです。私にぜーんぶさせてくださいね」(オット訳)
という徹底したウェイター魂。
たかが朝食に白の布ナプキンだし、フルーツジュースはデキャンタで運ばれてワイングラスに注がれるし、とてもポッシュ。ただ!ものすごく残念だったのはコーヒーがフレッシュではなく作り置きのポットでサーブされたこと。なんでっ!?!?なんでそこで手を抜くか!?!?
でもそれ以外は問題なし。ペイストリーも普通においしかったし。ま、場所やサービスを含めた経験ということでのお値段だな。トイレもしっかり使わせていただきました。

その後それぞれ別行動開始。
ワタシはSt Germain地区からはじめ、Marais地区あたりを回る。思っていたほど、コレっと思えるお店にも当たらず、行き当たりばったりで歩いているのでぐったり。頭が疲れでモワ〜ンとしだしたので、いったんホテルに戻ることにする。ホテルそばのメトロの駅につき、月曜日に通りかかって気になったのに閉まっていたお店のことを思い出す。一駅分歩いて戻り(といっても数百メートル)、目当てのお店がある商店街へ。
おおっ、開いてる!
そして、お店にあるもの全部くださいってくらいワタシのストライクゾーンど真ん中だ!
すっかり舞い上がるワタシ。
店員のお兄さん(明らかにゲイ)も笑顔は作り笑いっぽいが、ものすごく感じがよく、ワタシの「挨拶と笑顔で乗り切れ」的フランス語を察し、カタコトの英語で応じてくれる。
結局吟味しまくった挙句、黒のトップとベージュのカンヴァス地ポシェットを購入。あ、またバッグ買ってる。
幸せな気持ちでホテルに戻る。
ボブ男には今日の戦利品を袋から出す前に
「バッグでしょ?」
と指摘を受ける。
おっしゃるとおりです。
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472fc68b.gif本日のイベント。パリ市内から電車で1時間のChartresに日帰り旅行。
電車はイギリスとは違ってきれいでスムーズ。普通の車両とコンパートメントの車両に分かれており、人も多くなかったので定員8人のコンパートメントを一つ占領。
天気もよく、途中ベルサイユ宮殿を窓越しに見た。一応
「オスカル〜〜〜」
と叫んでおく。

オットの思い出の地Chartresの聖堂は駅から歩いて数分。ここのステンドグラスが有名なんだそうだ。もちろんステンドグラスもすばらしかったけれど、聖堂自体も壮大でヨーロッパのスケールの大きさを感じる。それぞれの壁面の彫刻にも色々と物語があるらしい。キリスト教や聖書にまつわる話だけではなく民話なんかも元になっているそうで、そのあたりは日本の神道、仏教と土着の民話の混ざり具合と似ているのかな、とも思う。
帰りは聖堂となりのサロン・ド・テでお昼。ブロッコリーのスープをいただく。うまい。

ホテルに戻り休憩。
夕飯はあちこちにある日本料理店の中からあえて「焼肉」に絞ってみる。友人のパリ在住の知り合いからのオススメもありシャンゼリゼ通りそばのお店へ。1階がお寿司屋さん兼日本料理屋さんで2階が焼き肉屋さん、という「すべてのニーズにお答えしますっ」というお店のつくり。キムチやナムルといった突き出しとお肉のセットをいただく。
久々の焼き肉。ああ幸せ。
そして日本人のウェイトレスのおばちゃんが声優、野沢雅子(ドラゴンボールの悟空の声など)のような声の人でしかも超タメ口というフレンドリーな方だった。
「どっから来たの?フランスじゃないでしょ!?あ〜やっぱりそうだと思った」
「今日はヒマっ。お客さんの貸切ね。カラオケできんじゃな〜い。あはははは」
「うん、フランスはね、6年くらいかな」
という感じで、「きっともう何十年もパリに住んでいるに違いない」と言いあっていたワタシと友人は、一体どういう事情でパリに来て、ココで働くようになったのか、非常に気になった。外国、特に大きな都市にはこういうちょっぴり正体不明な邦人が結構いる。ロンドン然り。人生いろいろだよな、と思いつつ満腹で店を後にする。

帰りがけ、「フランスに来たのにまだケーキ一個も食べてないよ・・・」とグチっていたら、ケーキ屋さん発見!おおDalloyauじゃないか。
とりあえずワタシを一刻も早く黙らせようと思ったらしいボブ男、ケーキの片付けに入っていたお店にずかずかと入る。どれもおいしそうだ、どど、どうしようかな、と迷っているワタシにオットは「うるぁ、はよ決めんかいぃ」と脇から軽く膝蹴りをくらわす勢いだったので渋々一つに絞る。
ホテルに戻って食べようかな、ケーキだケーキだ、わーい、と思っていたのだが、メトロへ向かう途中、マドレーヌ寺院のそばでベンチを見つけたオット、
「ほら、ベンチがある。マドレーヌ寺院を見ながらケーキだっ」
えええええぇぇぇ・・・。
明らかに外で手づかみで食べるようにはできていない繊細なケーキのセロファンを必死にはがし(セロテープでひっついていて大変だった。ケーキはすでにぐちゃぐちゃ)口に放り込む。Dalloyauもびっくりだ。味わうことより下に落とさないように食べることに必死。
「ケーキは食べられたけど、なんか違う・・・」
とベトベトになった両手を見ながら遠い目になった夜。
オットにケーキの醍醐味(?)をわかってもらおうとしたワタシが間違いでした。
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861cbfa6.gif昨日の夜、パリに無事到着。
マンチェスター空港発だったのだが、空港の職員がいままでにないくらい愛想が良くて友人と驚く。
やはり夕方の便だから、職員も「もうすぐ帰れる♪」ということで笑顔のエクストラサービスなのか。

ホテルはMontparnasse地区のそば。空港からも電車で一本、乗り換え無しだったので、らくちん。ホテルの部屋自体は小ぢんまりだけれど、清潔・快適。ベッドはおそらくセミダブル。最上階だったので小さいがいかにもパリ〜なバルコニーがついている。眺めよし。エッフェルタワーも見える。ついでに向かいの建物の部屋の中ものぞける。うふ。

朝はホテルそばのパン屋さんでペイストリーを買って食べ歩き。そこからめぼしいカフェを見つけてコーヒーを飲む。ワタシはカフェオレ。オットはエスプレッソ。フランスでは普通に「コーヒーください」というとエスプレッソが出てくる。

本日のイベントはGrand Palaisで催されている浮世絵展を見に行くこと。数週間前にイギリスの新聞にレビューが載っていて5つ星の評価。全く詳しくはないのだけれど密かに浮世絵好きのワタシはかなり楽しみにしていたのだが、いやぁよかったっす。
いわゆる浮世絵と呼ばれるものと、その前17世紀初期の屏風絵なんかもあって見ごたえ十分。細かい人物一人一人の描写もおもしろく、
「ああ、この人こんなところでケンカしてるよ。ああこっちは酔っ払って吐いちゃってるし・・・」
という感じでジーッと目を凝らして見ていると自分がその屏風の中にいるような気分が味わえる。あんまり近づきすぎて何度もガラスに頭をぶつけてしまった。
浮世絵のほうはワタシが好きな鈴木春信(とても入りやすい綺麗な絵が多い)のものがかなりあってちょっと興奮状態。春画コーナーもあり。ナマ春画に感動。
絶対本を買って帰ろうっと思っていたのだが、残念なことにというか当たり前というか全部フランス語。読めないよ・・・。ということであきらめる。

ホテルへ戻って一休みした後、夜はお洒落なMarais地区で夕ごはん。
ワタシはシチューを注文したら、5センチ角のお肉がゴロゴロ入った小鍋がでてきた。軽く3人前くらいはありそうだ。見ただけでお腹一杯。これを前菜付きで注文する人がいるんだろうか。絶対ムリ。でもお味はおいしゅうございました。
頑張って3分の1くらいは完食、その後近くのジェラート屋さんでアイスもいただきました。デザートは別腹よ。おほほほほ。
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