
冬のセールも始まり、ワタシの買い物魂に火がつきそうなものなのだがイマイチ・・・。今冬はイギリス25年ぶりだかでリテイル関係の売り上げが軒並み落ちているそうだ。皆ワタシのようなやる気(買う気)のなさなのか。いい加減3、4年着続けている仕事着を新調したいところ。そのうちね・・・。
帰宅途中のバスの中、ものすごく声のでかい男性と遭遇。コートの下は制服で、おそらく天下のマクドナルドにお勤めの模様。ひっきりなしに携帯で電話をかけまくっている。イギリスにおいて公共の携帯電話使用に関するエチケットというかルールはいまだ石器時代だ。マナーモードなどという言葉も当然ない。バスでも電車でも道端でもものすごい大音量で話をしている人をよく見かける。
あと気になるのがハンドフリーキット(あのボディーガードが使うような耳にひっかけるヤツ)を使って歩行中会話している人。あれは一体?
楽なんだろうけど突然道を1人で歩いている人が大笑いをしたりしゃべりだしたりするとどきっとしてしまう。すれ違いざまだと一瞬話しかけられてるのかと思ったりもするし。そしてハンドフリーキットを使っているのに片手に携帯を握っていたりする人もいてハンドが全然フリーじゃない。
話がそれた。
で、その大声マック男。しゃべっている間中彼のプライベートダダ漏れ。聞いてねぇよ、と言いたい。
同僚らしき人物と
「やー、今日は5時半3時だよ」
なんて仕事の話をしているかと思うと今度は彼女らしき人物とおしゃべり。ところがこの電話の向こうの人が何かを訪ねたのか問い詰めたのか、マック男が
「I’ve still got it(まだそれ持ってるよ)」
と言っている。にもかかわらず向こうは聞こえてないのかその後も何かを延々まくしたてているようでマック男が必死に間をぬって
「I’ve still・・・」
「I・・・」
「I’ve st・・・」
「I’ve・・・」
と何度も何度も大声で言いかけてはさえぎられている。
周りで聞かされている方は、「ああまた・・・」「あ、またっ」「あーっ」という感じで段々イライラした空気が車内に漂う。頼むからマック男の話を聞いてやってくれ。なにを持っているのかは知らんが手元にあるって言ってるし。
マック男が先にバスを降りてしまったので、その後どうなったかは定かではないが、あれはなんだったんだろうなぁ。何かなくしてはまずいものだったのか。携帯電話の大声会話はこうやって赤の他人を巻き込むのだよ。
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