872912b1.gif良いお天気。流しで食器を洗っていると窓から入ってくる日差しでおでこがジリジリするほど。こりゃあ、春来ちゃってるね。うひひひ。

うちの隣の通りで新築の家が一軒建ちかかっている。今まで空き地になっていたところだ。裏庭からその作業の様子が見えるので、段々積みあがっていくレンガを眺めるのが日課。壁の内側がいわゆる日本でもよく見るような赤いレンガで外側はYorkshire Stoneと呼ばれる白っぽい石のレンガの2重構造。この辺一体はこのヨークシャストーンを使った長屋が続いているので、周りから浮くこともなくちょうど良い。
あのレンガ積み。本当は熟練した技の賜物なんだろうけれど、見ていると積み木を重ねているのと似た感じですごく簡単そうで、一度試しにやらせてくれないかな、と思ったりする。ダメか。
日本だったら棟上式があって上からお餅を投げるんだよ、とオットに言うと
「え、ライスケーキを・・・?」
とハトが豆鉄砲系の顔をされる。

イギリスの家は1階部分が大きく2階部分が小さいという造りではなく下も上も同じ大きさの寸胴タイプがほとんど。小さい頃お絵かきで女の子の横に描いたような家=「三角屋根に四角い建物、煙突が屋根の脇に」がイギリスには本当にある。そして本当にこういう家は正面から見られることだけを意識したかのように、両脇には窓がなかったりする。あっても明かり取り程度の小さい窓だったり。あくまで2Dな家だ。冬に暖かい空気を漏らさないようにということか。でもただでさえ冬場は暗いのだから少しでも窓を作って自然光を家の中に入れたい、という風にはならなかったのか。不思議。

ああ、この日記を書いてる間にみるみる曇ってきた。イギリスですな。ちっ。