日本の姉から「日本は空梅雨で猛暑。ボブ男は間違いなく溶ける。」というメールが届き、ああ日本の夏はどのくらい暑いんだったっけ・・・と最後に夏を経験した98年の記憶を辿ってみたりして。ああっ7年も前じゃないかっ。
一応、溶け防止に麻の7分丈パンツをオットに購入してみたりしたのだが焼け石に水か。
溶けたオットはバターにしてイギリスに持って帰ろう。

職場で、先週予算を達成した店舗には「フードハンパー」(食べ物詰め合わせセット)をプレゼント、という企画があった。そして我がリーズ店は無事予算達成を果たしたらしく、
「月曜にはハンパーが届きます。お楽しみに!」
なんてマネージャーも言っていたのだが、実際月曜日に届いたハンパー。

これはフルーツバスケットじゃ?

お見舞いに持っていくような超上げ底カゴ入りフルーツ詰め合わせが届いた。全然フードハンパーじゃないですから。一般的に「フードハンパー」というものはチーズとかクラッカーとかジャムとかオリーブとかワインとかこ洒落た食品をこ洒落たカゴに詰め合わせたものであって、決してフルーツ詰め合わせではないはずだ。
入っていたフルーツも目新しいのはパッションフルーツくらいで後はリンゴ、洋ナシ、オレンジ、ブドウ。ああしかも届くまでの間に揺られすぎて洋ナシ腐りかけてるし。
せっかくもらったんだし、これ以上痛ませるわけにもいかないので休憩時間に手分けしてみんなで黙々食べる。
どうも他にも予算を達成した店舗がいくつかあり、初めのフードハンパー用の予算を上乗せではなく分割した結果がコレらしいのだ。

「私たちの日ごろの努力は腐りかけのナシ程度ってことよね・・・」

と同僚がやさぐれていた。
気持ちはわからんでもない。
上げ底用の紙ナプキンはテーブル拭くのにちょうど良かったけれども。