オットのハーフタームの休み(学期の中休み)ということで、木曜日から2泊3日で南西部の街Cheltnhamへ。
我が家からは車でだいたい3時間くらいなのだが、行きは渋滞にぶつかり3時間ちょっと、帰りはスムーズで2時間半だった。結構近いものだ。

チェルトナムは昔はBathと並んでスパタウンだったこともあって、街並みがゴージャス。道も広くてスペースがいっぱいあって、こ洒落たお店がそこここに…。卒業生の多くがオックスフォードやケンブリッジに行くような有名な女子寄宿学校もあるそうで全体的にハイソ(死語?)な雰囲気漂う街だった。

オットの親戚が住んでいるので2日目の夜はせっかくだからということで夕食を一緒にする。
彼女はソファの張替えやカーテン作りなんかを職業としているのだが、偶然にも私達が滞在しているホテルすべての椅子やカーテンも彼女が手がけていることがわかる。こういう偶然もあるんだなぁ。
彼女が現在製作中のカーテンの一部を見せてもらう。グリーンをベースに金糸の刺繍が全体に入った見るからに高そうなカーテン。
「このファブリックはベルサーチ」
べ、べ、べるさーちぃぃ!?!?!?
「1屬砲弔97ポンドなのよ」
きゅ、きゅ、きゅーじゅーななポンドぉ!?!?!?!?!?
もちろん彼女が買っているわけではなく、依頼主がすべて払っているわけなのだが、一体トータルにするといくらになるのか。怖くて聞けなかった。
このカーテンはその依頼主の14歳になる娘の部屋(といってもお屋敷のトップフロアをまるまる娘のために改装してあり、娘用の居間、娘用のバスルーム、娘用のベッドルーム等等、ということになっているらしい。ひぃー)に使われるんだそうだ。
世の中にはいろんな人がいるものだ。
でもその親戚自身はけっこう大雑把な人なので、そういう高いカーテンも他の色々なモノと一緒に山にしてスペアの寝室に積んであった。
「お客さんにはうちには来てもらわないようにしてるの。びっくりするから。あはははは」
それは賢い選択だよ。ベルサーチもびっくりだよ。

たったの2泊だったのに、帰りの道のりヨークシャー独特の景色がまわりに広がり始めると、ずいぶん長いこと家を空けていたような気分になってちょっとほっとした。チェルトナムはそれはそれはきれいなところだったんだけれど。不思議なものだ。

家に戻ったら防犯に書斎の電気はつけっぱなしにして用心したのに勝手口の鍵が開けっ放しだったことが発覚。
あらやだ。