ボブ男はお腹が弱い。
常に胃腸が弱いというタイプではなく、食べるものによって「あ、きたっ!」というタイプ。
本人もワタシも慣れているので、食べる量に気をつける、とかしっかり火を通すという方法で普段の生活に支障はない。
ちなみに今までなんとなーく、この辺の食材はオットのお腹にやさしくないらしい、と判明したものは

キュウリ、カリフラワー、ブロッコリー、茄子、ズッキーニ、
わかめ、ピーマン、ベイクドビーンズ

など。少量なら大丈夫。
でもこの辺はシロウト判断。トイレに直行した直前に食べていたものから判断していた。
で、一度きちんと診てもらおうかという話になってオットがリーズのヘルスフードショップでやっているFood Sensitivity Testなるものを予約。

テストが終わるまでワタシは時間をつぶし待ち合わせたのだが、待ち合わせ場所にやってきたボブ男の顔にあきらかにタテ線が入っている。「ガーン・・・」という効果音がこれほど効果的な場面を見たことがない。ワタシがどうだったのか聞くと、

「いや、とりあえず座って、どっかに座ってゆっくり話そう・・・」

明らかにうろたえている。
これほどショックを受ける結果といって思い当たるものといえば、

「チョコレート?」
「い、いや、今は何も言わないよ」
「あ、ジャガイモか!ジャガイモ?ねえ、ジャガイモ?」

目をそらすボブ男。
当てちゃったらしい。
で、結果。
オットは以下の食べ物に関してセンシティブだということが判明。


鴨肉、ミルク、チーズ、ヨーグルト、タラ、えび、干しぶどう、
プラム、ココア、じゃがいも、トマト、小麦(粉)、赤ワイン、
赤レンティル、もやし、ベークドビーンズ、Green Split Peas(豆の一種)、
Linseed(亜麻の種子)、Schwartz(調味料メーカー)のチリパウダー


ありすぎ。
他にも食品添加物だとか花粉、カビ、ホコリ、などの項目があってそれぞれ敏感な項目にしるしがついている。
だいたい、「乳製品、ジャガイモ、ココア、小麦、ベークドビーンズ」をのぞいたらイギリス人に何が残るのか。オット生まれてきた国を明らかに間違えていることが判明。

はじめにあげたキュウリ、わかめ、ブロッコリー、茄子、ズッキーニは調べた品目からもれていた。ピーマンとカリフラワーは入っていたけど問題なしらしい。
何となくこのテストの胡散臭さを感じつつも、とりあえず

「いや、敏感なだけであってアレルギーってことじゃないんだし、食べたらダメ
ってことでもないんだし」

とショックで体がななめになっているオットをなぐさめてみた。