うすら曇だったボルトンからこんにちは。
気温が下がっていってるように感じるのですが、気のせいですか。
イギリスの天気はもう春だってことを忘れていませんか。


家の向かいのバス停で、ティーンエイジのお兄ちゃんと小さな弟君がバスを待っています。
弟君のサッカー少年団の練習にお兄ちゃんが付き添いで来た模様です。
道路を渡るときはお兄ちゃんがしっかり弟君の腕をつかんで、安全を確かめてから小走りにわたっている姿や、2人でお菓子を分け合っておしゃべりしている姿がものすごく微笑ましい。
私が知り合いのおばちゃんだったら、間違いなく


「ちょっと!うちでご飯食べてきなさいよ」


と声をかけてるな。
妄想。


さて。
本日、我が家に届いた郵便。
夫がうきうき開けて、中に入っていたのはコチラ。


110416a


革製ブレスレット。


よく見ると…。



110416b


Support Japanの文字が。


これは夫が愛読しているMonocleという情報誌が企画、日本の革製品を扱うブランドBrooklynというお店とコラボレーションしたチャリティブレスレットだそうです。

この収益は公益社団法人Civic Forceへ送られます。


正直言いますと、私は過去、こういったブレスレット企画を冷たく眺めていた口です。

所詮、自己満足の偽善じゃないかと。
買ってそれを身に着けている自分に酔っているだけじゃないか、と。

今でもそう思っている部分はあります。
ただ、今回私は考え方を変えました。


自己満上等!
偽善上等!



きっかけや動機がなんであれ、結果としてその落としたお金がきちんと活用されて助けを必要としている人に届くなら、それでいいじゃないかと思うことにしました。
チャリティ精神というのは自己犠牲によってのみ尊ばれるものではないんじゃないかと。

自己犠牲も欺瞞も偽善も遊びもそういうものをすべてひっくるめて、結果として困っている人が恩恵をうけるなら個人の感情やプライドなどそれほど問題ではない、と語弊があること承知ですが、そう考えることにしました。

夫は自分と私にひとつずつともうふたつ余分に買っていました。
とりあえずしばらくはこのブレスレットを付けていようかな、と思います。


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