久々の青空、気温も今週は上がるようです、の北西部からこんにちは。
本日は退院後の血液検査でかかりつけ医のクリニックへ。
久しぶりにほんの数百メートルですが外を歩く、という経験でした。
クララ、歩けた。
さて。
長々、長々しつこく続く入院話もあと少し。
2月4日(木)
朝の回診は初めての先生と先日の研修医の学生さん。
はいはい、ドレーンがちゃんと働いてますねーとものの1分もかからず診察は終了したのですが、その後研修医の学生さんがテテテと戻ってきて、
「先週見た時よりずっと傷良くなってますよ」
声をかけてくれる。
青年よ、やさしいね。
お昼の後、2時半ごろ背中を触るとちょっと濡れていて慌てます。
落ち着け、落ち着け、勘違いかもしれないし、と思ったのですがやっぱり気のせいではなさそうなのでナースコールを押します。
2人の看護師さんに見てもらい、
「確かにシーツに丸く染みができてるんだけどね、でもドレッシングを見る限り漏れてる感じはないのよね。なんだろう？」
清拭の時に背中も拭ってもらうので、その時の水がどこかに残っていたのかなぁ、なんて。
おとといから同室のエマ(仮名)は朝から晩まで「コロネーションストリート」「イーストエンダー」「エマデール」(全てイギリスではお馴染みのソープオペラ)のどれか、またはその再放送と誰かが必ずケンカしているリアリティ番組を結構な音量で観ています。
少し情緒不安定ぎみで、同室の患者さんと歓談していたかと思ったら、看護師さんや先生が様子を聞きに来ると突然苦し気になって
「すごく…痛くて…飲み込むのもちょっと…」
どうやら担当の理学療法士さんに「この調子だと明日にでも退院できる」と言われたのが気に入らなかったようで、電話で家族に
「階段を下りるのに、杖をつく前に重心を前にかけろっていうのよ？そんな危ないことしないわ」
延々愚痴っていました。
代われるならわたしが代わりに退院したいよ。
ランチはターキーサラダ。
夕ご飯はポークとニンジンとパースニップのマッシュ。
メインの他に、日替わりの付け合わせやジャガイモなどを別につけられるのですが、行動範囲が横へ20�僂箸曚榮阿い討い覆い里膿�欲がないのと、コモード回避のためこの頃は主食は極力避けていました。
2月5日(金)
天気が良く、中庭に面した窓から少し見える青空に癒されます。
昨夜から新しい患者さん2人が入院。
ひとりはパーキンソン病を16年患っているという50代の人で、頭に電極、胸のあたりにバッテリー装置を埋め込む手術を受けたそうで、これで脳に刺激を送るのだそうです。
この治療で現在1日を通して服用している大量の薬を4分1減らせるのだとか。
自宅で朝ベッドから起きて階段を下りる映像をスマホで見せてもらいましたが、症状が出ているその映像と、今目の前でスマホを持って、さっさかわたしのベッドへ歩いてくる姿はまるで別人のようです。
医療の進歩はすごいなー。
もう1人は元ナースで、現在は知的障害のある子どものフォスターケアをしている気のいいおばちゃん。
腰椎の手術をしたようです。
髪は紫のメッシュに光沢のあるグレーの足首まであるもふもふガウンを羽織り、メタルシルバーのスリッパをはいて、
「ちょっとM&Sまで行ってくるわ。欲しいものある？」
と言っている姿はさながらデーモン閣下のようです。
お昼のツナサンドとヨーグルト。
夕ご飯はベジタリアンチリ。
2月6日(土)
昨日の2人は無事退院。
みなさんほぼ０〜2泊くらいで退院していく中、またエマと2人です。
入院が延びたので、夫に毛糸とかぎ針を差し入れてもらい延々かぎ針編み。
これをしていると時間が過ぎるのが早くて助かります。
エマの主治医の先生は穏やかでとても良い人そうで、彼女の話を延々と聞いてあげています。
おとといは、突然エマが床に倒れる(？)というエピソードもあり、どうやら心療内科での治療もすすめているようでした。
本人は全然納得していませんでしたが。
ランチはハムサラダ。
夕ご飯のラムステーキ、ミントソース。
ステーキと言っていましたが、ミンチを成型したハンバーグ状でした。
2月7日(日)
3時に目が覚めた後は1時間おきのぶつ切り睡眠。
入院時に持ってきていた2冊の本を読み終えてしまったので、夫に本を差し入れてもらいます。
お昼のマカロニチーズを食べて、
編み物をしていたらあっという間に、夕ご飯。
相変わらず適当なご飯。
どうやらドレーンを長期間入れているため、細いチューブが少しくたってきているらしく、寝返りを打った後など体勢によってはうまく排液できていないようです。
看護師さんがきて、あーでもないこーでもないと左腰にとめてあるチューブをいじり、テープで固定。
明日は待ちに待った、ドレーンを止めて様子を見る日なので、なんとかそれまでは持ってほしいところ。
← 辛抱の4日間。
本日は退院後の血液検査でかかりつけ医のクリニックへ。
久しぶりにほんの数百メートルですが外を歩く、という経験でした。
クララ、歩けた。
さて。
長々、長々しつこく続く入院話もあと少し。
2月4日(木)
朝の回診は初めての先生と先日の研修医の学生さん。
はいはい、ドレーンがちゃんと働いてますねーとものの1分もかからず診察は終了したのですが、その後研修医の学生さんがテテテと戻ってきて、
「先週見た時よりずっと傷良くなってますよ」
声をかけてくれる。
青年よ、やさしいね。
お昼の後、2時半ごろ背中を触るとちょっと濡れていて慌てます。
落ち着け、落ち着け、勘違いかもしれないし、と思ったのですがやっぱり気のせいではなさそうなのでナースコールを押します。
2人の看護師さんに見てもらい、
「確かにシーツに丸く染みができてるんだけどね、でもドレッシングを見る限り漏れてる感じはないのよね。なんだろう？」
清拭の時に背中も拭ってもらうので、その時の水がどこかに残っていたのかなぁ、なんて。
おとといから同室のエマ(仮名)は朝から晩まで「コロネーションストリート」「イーストエンダー」「エマデール」(全てイギリスではお馴染みのソープオペラ)のどれか、またはその再放送と誰かが必ずケンカしているリアリティ番組を結構な音量で観ています。
少し情緒不安定ぎみで、同室の患者さんと歓談していたかと思ったら、看護師さんや先生が様子を聞きに来ると突然苦し気になって
「すごく…痛くて…飲み込むのもちょっと…」
どうやら担当の理学療法士さんに「この調子だと明日にでも退院できる」と言われたのが気に入らなかったようで、電話で家族に
「階段を下りるのに、杖をつく前に重心を前にかけろっていうのよ？そんな危ないことしないわ」
延々愚痴っていました。
代われるならわたしが代わりに退院したいよ。
ランチはターキーサラダ。
夕ご飯はポークとニンジンとパースニップのマッシュ。
メインの他に、日替わりの付け合わせやジャガイモなどを別につけられるのですが、行動範囲が横へ20�僂箸曚榮阿い討い覆い里膿�欲がないのと、コモード回避のためこの頃は主食は極力避けていました。
2月5日(金)
天気が良く、中庭に面した窓から少し見える青空に癒されます。
昨夜から新しい患者さん2人が入院。
ひとりはパーキンソン病を16年患っているという50代の人で、頭に電極、胸のあたりにバッテリー装置を埋め込む手術を受けたそうで、これで脳に刺激を送るのだそうです。
この治療で現在1日を通して服用している大量の薬を4分1減らせるのだとか。
自宅で朝ベッドから起きて階段を下りる映像をスマホで見せてもらいましたが、症状が出ているその映像と、今目の前でスマホを持って、さっさかわたしのベッドへ歩いてくる姿はまるで別人のようです。
医療の進歩はすごいなー。
もう1人は元ナースで、現在は知的障害のある子どものフォスターケアをしている気のいいおばちゃん。
腰椎の手術をしたようです。
髪は紫のメッシュに光沢のあるグレーの足首まであるもふもふガウンを羽織り、メタルシルバーのスリッパをはいて、
「ちょっとM&Sまで行ってくるわ。欲しいものある？」
と言っている姿はさながらデーモン閣下のようです。
お昼のツナサンドとヨーグルト。
夕ご飯はベジタリアンチリ。
2月6日(土)
昨日の2人は無事退院。
みなさんほぼ０〜2泊くらいで退院していく中、またエマと2人です。
入院が延びたので、夫に毛糸とかぎ針を差し入れてもらい延々かぎ針編み。
これをしていると時間が過ぎるのが早くて助かります。
エマの主治医の先生は穏やかでとても良い人そうで、彼女の話を延々と聞いてあげています。
おとといは、突然エマが床に倒れる(？)というエピソードもあり、どうやら心療内科での治療もすすめているようでした。
本人は全然納得していませんでしたが。
ランチはハムサラダ。
夕ご飯のラムステーキ、ミントソース。
ステーキと言っていましたが、ミンチを成型したハンバーグ状でした。
2月7日(日)
3時に目が覚めた後は1時間おきのぶつ切り睡眠。
入院時に持ってきていた2冊の本を読み終えてしまったので、夫に本を差し入れてもらいます。
お昼のマカロニチーズを食べて、
編み物をしていたらあっという間に、夕ご飯。
相変わらず適当なご飯。
どうやらドレーンを長期間入れているため、細いチューブが少しくたってきているらしく、寝返りを打った後など体勢によってはうまく排液できていないようです。
看護師さんがきて、あーでもないこーでもないと左腰にとめてあるチューブをいじり、テープで固定。
明日は待ちに待った、ドレーンを止めて様子を見る日なので、なんとかそれまでは持ってほしいところ。
← 辛抱の4日間。
コメント
コメント一覧 (6)
米国よりも、美味しそうな気がする。バラエテイーなメニューに感じるのは、私だけかな？
病室をシェアーすると、結構、いろいろな人がいて、観察しているだけならいいけど、関わってこられたら、結構しんどい昔、確か同じ病室に、誰が一番健康で、早く退院できるか？って、競争していた女性達が（日本です）いました。誰かが、編み物をしていたら、私もって感じで、頑張り始めて、、、、。結局、彼女達二人よりも私が、お先に失礼します。って感じで、退院できました（笑）すごい、パワーがあって、どうして入院しているんだろう？って感じの女性達でした。急にフラッシュバックのように何十年も前のことが蘇りました（笑）
どうか、お大事に。
ヒカル
が
しました
私は８時間の手術をして たったの６日間で退院に
なったのですが、はっきりしてたのは
４日目に６本付いてた管が全部取れてうれしかったことと
６日目にDr.に明日退院できますよって言われたことだけ。
そうそう 病院食がひどくまずかったのもね＾＾；
あとは ぼんやりした記憶なんです。
早く家に帰ったものだから 家で家事をしすぎて
あとが大変でした・・・
どうぞ 回復期には無理をされませんように！
ヒカル
が
しました
味は美味しいものもあれば、うむ、食べられないというわけではない、というものまでという感じですかね。
そこまで長期入院する人がいないので、みんなそこそこ仲良く、そこそこ距離を取ってという感じでしたが、長くなるとそういう状況もありそうです。
ヒカル
が
しました
入院が数日で終わらなそう、とわかってからは毎日簡単なメモを取っていましたよ。
以前は短期間だったのでスマホの画像を見たらなんとなくその日のことが思い出せたのですが、さすがに2週間となるとそうもいかず。
家に帰ると確かに以前の様に…と思ってしまいますよね〜。
こんなにダラダラしてていいんだろうか、とつい仕事のメールを見ては夫に睨まれています！
ヒカル
が
しました
こんな大変な病気もあることを初めて知り一つ勉強になりました。
頑張れば快方を迎えられることが病院の名前（リアルなのかどうかは？）に。
ベッド生活の長さこそ、日本行きの時間短縮に繋がると思って
今は無理してでも静かに養生してください。
オリンピック開催でも観戦不可かも知れずカメラを通じての応援なら万国共通！
その頃にはコロナも大人しくなってる筈。
ところで、写真のせいなのか・・卵の黄身の色が薄い（やや白っぽい）なァと。
サンドイッチのパンは胡麻色で見慣れないし。
兎に角食事に我儘は禁物と悟るべし、ですね。
ヒカル
が
しました
本当はもっと楽に退院するはずだったんですけどね〜。
まあ、こればっかりはふたを開けてみないとわからないので仕方ないのですが。
オリンピック、本当にできるんでしょうかね。
こちらの卵は、一般的に黄身の色は薄目で、色が濃くなるのは与える餌のせいだそうですよ。
なので、黄身がオレンジを売りにしている卵も売ってます。
サンドイッチのパンは全粒粉だとこんな色ですねぇ。
白パンもいわゆる食パン系以外は、製粉の違いで少し黄色がかっています。
ヒカル
が
しました