朝は道路が少し湿っている感じで、午後はきれいな青空の北西部からこんばんは。
ま、家から出てはいないわけですが。

今日は夫が仕事で採用面接があるとかで(採られる方ではなく採る方)、朝早くから出かけていたのですが、スマホにメッセージが入り、

「家の前、見てみて」

というので、パジャマのままカーテンを開けたら、前庭の低い塀の上に半分飲みかけのパイントグラスが。
昨日からパブの屋内営業も始まり、さっそく浮かれた近所のパブ客がしこたま飲んだのか、飲み飽きたグラスを帰り道に置き捨てるという、ああイギリスね、という光景です。

しばらく見なかったことにしていたら、誰かが片付けてくれたようで午後にはなくなっていました。
コミュニティ精神にあふれる住人がうちの近所には住んでいるようです。

さて。

本日、退院後最初の担当医(a.k.a 目が笑わない先生)との電話面談でした。
退院時の申送り書には「6週間後にフォローアップの診察を」と書いてあったのにすでに13週間。
大丈夫、全然驚かないよ。

予定の時間より早く先生は電話をくれたのですが、

「あれ、今日は電話アポイントだっけ、外来に来るんだったっけ?」
「電話です。ちゃんと秘書の方からも電話になるとお便りいただいてますよ」
「ならよかった」
「もしかして、オフィスでお待ちでした?」
「いや、そういうわけではないんだけどね…」

この先生に限らずですが、イギリスではコンサルタントという立場まで昇りつめると、皆さんNHS(国民保健サービス、国営)とプライベート診療をする私立病院を掛け持ちしている医師が多く、今日はこっち、明日はあっちとスケジュール管理が大変なのではとお見受けします。
まあ、そのへんは秘書がやるんでしょうけどね。

で、その後調子どう? 背中に変なしこり(漏れ)ができてない?なんて話をして、今後の方針としてはこれまでと変わらず定期的にMRIで経過観察、期間は5年から10年だそうです。
以前は「当分の間」という感じのぼんやりとした言い方だったのに、10年とはなかなかの長さ。

「その間に先生がスペインとか南仏で悠々自適の隠居をします、なんてことになったらどうなるんですかね」
「まあ、リタイアする頃には僕が執刀するというのはいやだと思うよ。手が震えたりするかもしれないし」
「なんですか、こわい」
「この間48歳になったところだからさ。まだしばらくは働くから大丈夫」
「え!あれ?もう少し年齢はいってらっしゃるかと思って…はっ(己の失言に動揺)」
「ははは、それは威厳があるという誉め言葉として受け取ることにするよ」
「あばばば…違うんです…」

なんだろう、年とともに頭に湧きおこった考えを、脳みそを通さずにそのまま瞬時に口から垂れ流してしまう傾向があるので、気をつけねばなりません。

それにしても病院の先生とか学校の先生とかサザエさんのアナゴさんが、自分とそう変わらない、あるいはずっと年下ということに衝撃を受けたりする毎日です。

210518

アナゴさんは27歳…


← ブーさんより年下だよ。