晴れたり曇ったりですが気温は上がった北西部からこんばんは。

そんな中、朝から歯医者さんです。

今回は前歯1か所と奥歯1本。
イギリスに来てから虫歯知らずでこれまで来たので、いつものもう若くはない若先生に「虫歯になりかけてるね〜」と言われた時は結構な敗北感と「もしや電動歯ブラシを実はうまく使いこなせてないのか?」と疑心暗鬼になったりしましたが、

「いやいや、その日本の銀歯もう何十年って経ってるでしょ?寿命です」

そっか…。

前歯に関してはかなり昔に治療をしたものの、フロスをしたらその部分が欠けてそのまま何年もほったらかしていたところなので、まあこちらもきちんと治す時期が来たということなのかもしれません。

で、遠くから来てるし両方を一気に片付けちゃおう、というので長丁場は覚悟で出向いたのですが、長かった…。
小一時間口を開きっぱなしです。

今回はあのゴム状の輪っかで強制的に口が開けっ放しになる器具に追加して、奥歯をいじるには口の開きが足りないというので、ドアストッパー(ウェッジ)みたいなブロックを反対の奥歯にぎりぎりかまされたので、ほぼ拷問です。

合間に助手のお嬢さんが、「How are you doing? Are you alright?」と優しく話しかけつつ、唾液を吸い込むチューブを喉奥めがけて突いてくるしね。

奥歯の麻酔、前歯、奥歯、という順番だったのですが、前歯が終わった時点で休憩を入れるか聞かれ(口は開いたままなのでしゃべれず)、うっかりそのまま続けてもらったら、もう途中何度も口がもげるってくらいひっぱられ、顎よはずれよとばかり口の中にぐいぐい手を入れられて大変でした。

「ハイ、終了!」

と口のゴムをバイーンっと外された時は、解放感と口の痛みと麻酔で

「フゴゴォフォ…!」

声にならない声が出て、口を両手で押えましたよ。
もげてなかった。

「わらし、ばんばりばしたよね (わたし、頑張りましたよね)…?」
「うん!僕もがんばったよ!」

ですね。

確かに前歯を削って埋めた部分は、他の歯と見分けがつかないくらいきれいに馴染んでいました。
技術の進歩はすごいなあ。

220517

夜は柔らかい物を食べて顎休め。


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