朝から良いお天気の北西部からこんにちは。

さて。

昨日、突然何を思ったのか夫に誘われ、出かけた先は、

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サルフォードにあるRHS Garden Bridgewater



RHSというのは Royal Horticultural Society (王立園芸協会)の略です。
有名どころではチェルシーフラワーショーなんかを主宰している慈善団体。

ここは昨年オープンしたばかりで、ニュースなどで小耳に挟んではいましたが今回初訪問です。

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色んなテーマの庭が完璧に手入れされた状態で見られます。

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ベジタブルガーデンには女王とコーギーもいましたよ。
でもベタな感じなのはこのくらいで、他はどこも趣味の良い設えです。

手を入れているところは、まだ若い植物のエリアも多く、これから庭がどんどん生長して、1年を通して色んな姿が楽しめるのだと思います。

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庭の一画で飼われている鶏の餌場さえ立派。

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見たこともない植物が沢山ありました。
Meadowと呼ばれる環境に配慮した自然な草地の復活などにも力を入れており、植物を見たり森林浴をしたり、のんびり楽しめます。

ぐるっと敷地を一周巡れる舗装された道もあるので車椅子でも大丈夫。
実際車椅子で庭めぐりをしているお客さんも数名いました。

で、何がいいってゴミも犬のフンも一つも落ちていないのですよ。
(犬を連れての入場はできないのかもしれません。要確認)

近所の森を散策すると空気はきれいだけれど、床に犬のフンやゴミが散乱していたりするので、気をつけて歩かないといけないのですが、ここは前だけを見て歩けます。
目の前に突如現れたフンを慌ててよけて足首をひねる、なんてこともありません。

ここにくるお客さんのモラルが高いのか、ゴミが全く落ちていないから余計ゴミを落とさなくなるのか…。

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建物内にはテラスのついたカフェ&ショップエリアもあり。

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池の蓮を見ながら優雅にお茶ができます。

家から車で20分程度の距離に、こんな落ち着いた場所があるなんて、と夫とカフェでお昼を食べながら短い家族会議の結果、

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会員になってしまいました。
なんとなく、これが中年の植物期ハイライトではなかろうか、という気がします。

審査はもちろんないので、すぐ鉢植えを枯らす悪魔の指を持ったわたしでも会員になれてしまいます。うっしっし。

会員特典は全国に5カ所あるRHSガーデンと約180カ所のパートナーガーデンと呼ばれるRHSと提携を結んでいる庭への入場が無料になるのと、月一のガーデン雑誌、個別ガーデニング相談が受けられる、などなどです。

今回の訪問時に払った入場料(大人1人 12.65ポンド=約2000円)は、この年会費から差し引いてくれました。
早速もらった雑誌にもクイーン。
今、イギリスに来るとどこへ行っても女王から逃れられません。

そして、もう一つ、入会ありがとうのプレゼントがあり、

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『はらぺこあおむし』のランチバッグを頂きました。

選択肢はマグカップ、ランチバッグ、絵本の3択だったのですが、夫が

「バッグ!バッグにしなよ」

なぜかごり押し。
大事に使います。


← どうしてもと言うなら夫に貸さなくもない。