カテゴリ: 習い事

今日も風が強かった北西部からこんばんは。
向かい風に逆らって、朝からピアノ教室へ向かいます。

今週のお題はブルグミュラーの「アラベスク」でした。
ほら、日本のピアノを習っている小学生がみんな弾くちょっとエキゾチックなアレですよ。

先週、先生が「次はどれにしようかー」とこの曲を試し弾きをしてくれた時に、小学生の頃のことがフラッシュバックしました。
なつかしい。

お題を出されると、そこから1週間楽譜を睨みながらほぼ毎日練習をするわけですが、わたしの両手の薬指は50年近く楽をしすぎていた、ということに気づかされます。

音が滑るというのか転ぶというのか、思った通りには音が出ません。
途中「なんでなの⁉」と癇癪を起こしつつ、何度も何度も繰り返します(粘着質)が、先はかなり長そうです。

よく、美容の話でクリームなどは

「一番力が入りにくい薬指を使って、やさしく塗布しましょう」

なんて言ったりしますが、これはピアノの達人には当てはまらないのかなーなんてどうでもいいことを思いました。

241208

薬指筋トレをするしか。


← 筋違えそう。
このエントリーをはてなブックマークに追加

午前中はざあざあ降りだったのですが、午後になったら晴れてきた北西部からこんばんは。
ストーム Ashleyのせいで今は風が吹き荒れております。

さて。

相変わらず週1のピアノのレッスンを続けています。
今日はわたしの前に一人生徒さんが入っており。

教室の外の椅子で終わるのを待っていました。
ポロン、ポロン…♪とつたない感じで弾いている音(でも曲自体は難しそうなやつ)を聞くともなしに聞いていたのですが、レッスンが終わって教室から飛び出してきたのは、4歳くらいの分厚いメガネをかけたカーリーボブヘアの女の子でした。

かっ!かわいい…!!

わたしの横に座っていたのは娘さんを迎えに来たお母さんだったようで、ひざ元にぴょんこぴょんこと走り寄り「まーたねー!」とうれしそうに帰っていきました。

いや、生徒の年齢の振れ幅すごいね。
先生によると、その子はディズニーが大好きだそうで、その中の好きな曲を練習しているんだとか。

241020b

尊いのう…

わたし一人で生徒の平均年齢を爆上がりさせている気がしてきた。


← ライバルは4歳。
このエントリーをはてなブックマークに追加

午後から雲は出たものの穏やかだった北西部からこんばんは。
昨日は1日中大荒れでしたのでね。
運転は水たまりの中を滑走するという感じでした。

さて。

前回の話の続きと言えば続き。

レッスンを始めたのは7月後半からだったのですが、幼稚園時代と違って家にピアノもあり、ある意味時間さえ取れれば練習はいくらでもできるので、自分の指の動かなさに呆れつつも楽しく課題をこなしていたところ、先生から

「練習するなら目標があった方がいいと思うし、グレード試験を受けるのはどう?」

提案がありました。
ABRSM(Associated Board of the Royal Schools of Music)という検定協会がイギリスにはあるそうで、そこが定期的に試験を行うらしく、音楽を嗜む人には良く知られた検定試験のようです。

いや、そもそもわたしの最終目標は「老後の嗜み」なので、楽しければそれでいいんですよ、という気持ちもあったのですが、なんとなく短期の目標を立てて自分を追い込むのもそれはそれでありかなーなんてつい思ってしまい(昭和思考)、検定の中身のこともよく分からないままに承諾してしまいました。

241001

まずは基礎の基礎、Grade1からですよ(グレードは1〜8まで)。
もう見るからに幼少期から数々の英才教育を受けてそうな(恐らく)中国人の男の子が表紙。

「これは、一度でもミスタッチしたら演奏終了、不合格退場みたいな?」
「違います」
「合否判定は『合格』『不合格』のみ?」
「違います、スコア制です」
「課題曲3曲はどれも合格点以上をたたき出さないと落ちたり?」
「総合点なので違います」

どうも、わたしはこういう合否を出すものに関しては白か黒、ミスタッチをして試験会場を泣きながら走り去るヒロインに、物陰から見ていたライバルが

「将来、大きなコンサートホールで大勢を前にソロ演奏をするつもりの人がそんな甘ちゃんでやっていけるのかしら?生き残るのは鋼のメンタルを持つ者のみよ!おーっほっほっほ!」

みたいな昭和スポ根世界を想像してしまいがち。
現実はもっと優しいようです。


← がんばろうっと。
このエントリーをはてなブックマークに追加

↑このページのトップヘ