カテゴリ: 文化・カルチャー

今日は青空で暖かな一日だった北西部からこんばんは。
日中の暖房は要らないね、というくらいです。

さて。

また夫の提案で(というか勝手に予定を組まれていました)、午後はマンチェスターのちょっと南の教会で開催されたコンサートに行ってきました。

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小ぢんまりとした素敵な教会です。

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ジャズピアニスト、Pat Thomasと
実験的ボーカリスト、Elaine Mitchenerによる音楽でした。

音楽自体はジャズというわけでもなく、ピアノとボーカルによるコンテンポラリー音楽でしょうか。
説明できません。
Elaine Mitchenerは検索すると彼女のパフォーマンスが見られるので、そんな感じの音声にピアノと電子音が乗るという感じです。

こういうの夫の大好物。
あらゆる音楽を聴いた先に行きつく場所、という感じの音楽です。
音楽の向こう側。

夫の元同僚2人、友人1人の5人で行ったのですが、元同僚の一人はインターバルで

「いや、興味深いんだけど、わたしの好みの音楽ではないわー」

脱落。

わたしは「初めて」すぎて、次の展開が予想できずに気が付いたらそのまま最後まで鑑賞してた、という感じです。

その代わり、夕ご飯は

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ザ、王道イギリス飯。
わかりやすいFish&Chipsになりましたよ。

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1人前のボリュームが異常だけどね。


← 油 on 油。
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今日朝からずっと雨だった北西部からこんばんは。

2週間ぶりのピアノのレッスンでしたが、受付のおばちゃんが、

「もう、本当にこの天気うんざり…」

どんよりしていました。
春はくるのかねえ…なんて話をし。
ちなみに明日も午前中は雨の予報です。ちっ。

さて。

今週末はちょっと忙しかった我が家。
金曜日は、在宅勤務にして時間が来たら迷わずパソコンを閉じ、着替えて

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日系アメリカ人、Atsuko Okatsukaのコメディを見に行き、

土曜日は、

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Bridgewater Hallでまたラヴェルのコンサートでした。
生誕150周年という一環のようです。

2日連続で夜のお出かけなんて何年振りかしらね。

コメディの方は会場がAcademyというマンチェスターではバンドのコンサートなんかによく使われている中規模の会場なのですが、座席指定ではなかったので寒空の中、開場まで外で待たされた挙句に席は固いパイプ椅子でしかも寒い、という中年にはなかなかつらい設定だったのですが、笑っている間に温まりました。
コートは最後まで脱がなかったけどね。

ラヴェルのコンサートは、先月に引き続きシャマユ登場。



『左手のためのピアノ協奏曲』を演奏したのですが、いや、すごかったよ、という語彙力どうした、という感想しか出てきません。
運指がはっきり見えるくらいの席だったので、右手をピアノの上においてバランスを取り、怒涛のスピードと繊細さで弾いていく様は圧巻でした。
左手だけでこの表現力ならもう右手要らないじゃない?

シャマユ氏、演奏しだすと耳から上、おでこのあたりが赤くなっており、あれは相当な集中力が必要だからなのだろうなあ。


← 寿命が縮みそう。
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朝も夜も霧が濃かった北西部からこんばんは。
それでも先週の寒さとは打って変わって今日の気温は10度近くまで上がったようです。

職場からの帰り、駐車場で同僚と立ち話をしていたのですが、凍えて鼻がもげそうという状態にもならなかったため、ちょっと長話になりました。

さて。

先週末は、久しぶりに文化を味わいに街へ出ました。

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旧暦のお正月(Chinese New Year)をお祝いするためのランタンがすでに飾りつけられています。
毎年恒例です。

タイミングがやっと合い、ヨークシャー時代からのお友達と10年ぶりくらいに再会を果たしました。
お互いヨークシャーから西へ引っ越してきたものの、それぞれの生活に流されている間に10年の月日が経っていたようです。
あっという間すぎてこわい。
この年になると会いたい人には会っておかないとなあ、と元気そうな彼女の姿を見てしみじみ思いましたよ。

そして、一緒に

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コンサートへ。
BBC Philharmonic OrchestraによるRavelの夜。
Bertrand Chamayou (ベルトラン・シャマユ)がピアノを弾くというので、「見ておいた方がいい!」と夫がチケットを取ってくれました。

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会場のBridgewater Hall。

お客さんの入りは満席とはいかず前の方も空いていたので、インターバルの後シャマユ登場、という時には音楽学校の若い学生さんがピアノの運指が見える場所にギュッと集まっていました。
みんな熱心だねえ。

わたしはここで延々書けるほど音楽に詳しくはないので、どの演奏もとても素晴らしかったということと、あんなにたくさんのパーカッショニストとチェロとコントラバスは見たことないな、ステージぎゅうぎゅうだな、というのが感想です。
あと、後ろで全身でバスドラムを叩いていた人がとても真剣かつ楽しそうでした。


← わたしも参加してみたい。
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