イースター休暇の4連休はうす曇りから始まっているボルトンからこんにちは。
でも気温は2桁。現在の気温は16度です。
悪くないじゃない。
毎年イースターの時期は微妙に変わるのですが、仕事的にはちょうどよく収まった感のある今年。
ある程度片付いてから、お休みに入れるのは「ひとやすみ」感があって良いものです。
ここ何年かは「今じゃない!」という時に祝日が入り込んでしまい、いろんなスケジュールがパツパツになっておったのです。
久しぶりの解放感を味わおうと思います。
さて。
昨年あたりから、気になるなーと思っていること。
イギリスの各種メディアに登場するコマーシャルというのは、映像技術なども含めて、その時の時代背景を踏まえた「トレンドだ」と判断されているものが盛り込まれていることが多いと思うのですが、最近盛り込まれ気味だなあ、というもの。
東アジア人。
パンデミックが始まってから、北米などでは特に東アジア人への差別行為が顕在化し、Black Lives Matterからの世論のムーブメントを汲みつつ、いつもは大人しい(と思われている)東洋人がついに声を上げる、というような一連の事象があったと思うのですが。
その辺りから突然、イギリスでも
「そういえば、いたね、東アジア人」
膝を打ったメディア関係者(たぶん)。
そこからは、大手会社のテレビコマーシャルの中心キャラに東アジア人が起用されることがグッと増えました。
これまで全くいなかったわけではないのですが、いつもその他大勢、ダイバーシティを打ち出すためには一応置いとこうか、くらいの位置に控えめにいた東アジア人が、俄かにセンターに立ちだしています。
イギリスで一般的に「アジア人 Asian」というと歴史的にインド・パキスタン・バングラデシュのバックグラウンドを持つ人のことを指すので、人々の認識の中に「Asian = 東アジア人含む」という図式はこれまでなかったと思われます。
それくらい、イギリスで東アジア人の存在感は薄いということです。
市井の人々の東アジアとのつながりは、町のチャイニーズテイクアウェイ(お持ち帰り専門の中華屋さん)くらいです。
チャイナタウンのあるロンドンやマンチェスターはもう少し浸透度があるかな、くらい。
なので、以前にも書きましたがNHS(国民保健サービス)で医療を受ける時に「エスニックバックグラウンド」の欄は、「Chinese」はあっても「東アジア人」はなく、中国以外の東洋人は「その他」という謎の選択肢なのです。
メディアの力は侮れませんので、こうやって少しずつ東アジア人が世間に刷り込まれていくことで、そのうち
「人種の欄で中国人一択はくくりが雑過ぎるな」
と気づいてくれる日が来るのかもしれません。

一瞬の流行りで終わる、という可能性も捨てきれない。
← 確かに。
でも気温は2桁。現在の気温は16度です。
悪くないじゃない。
毎年イースターの時期は微妙に変わるのですが、仕事的にはちょうどよく収まった感のある今年。
ある程度片付いてから、お休みに入れるのは「ひとやすみ」感があって良いものです。
ここ何年かは「今じゃない!」という時に祝日が入り込んでしまい、いろんなスケジュールがパツパツになっておったのです。
久しぶりの解放感を味わおうと思います。
さて。
昨年あたりから、気になるなーと思っていること。
イギリスの各種メディアに登場するコマーシャルというのは、映像技術なども含めて、その時の時代背景を踏まえた「トレンドだ」と判断されているものが盛り込まれていることが多いと思うのですが、最近盛り込まれ気味だなあ、というもの。
東アジア人。
パンデミックが始まってから、北米などでは特に東アジア人への差別行為が顕在化し、Black Lives Matterからの世論のムーブメントを汲みつつ、いつもは大人しい(と思われている)東洋人がついに声を上げる、というような一連の事象があったと思うのですが。
その辺りから突然、イギリスでも
「そういえば、いたね、東アジア人」
膝を打ったメディア関係者(たぶん)。
そこからは、大手会社のテレビコマーシャルの中心キャラに東アジア人が起用されることがグッと増えました。
これまで全くいなかったわけではないのですが、いつもその他大勢、ダイバーシティを打ち出すためには一応置いとこうか、くらいの位置に控えめにいた東アジア人が、俄かにセンターに立ちだしています。
イギリスで一般的に「アジア人 Asian」というと歴史的にインド・パキスタン・バングラデシュのバックグラウンドを持つ人のことを指すので、人々の認識の中に「Asian = 東アジア人含む」という図式はこれまでなかったと思われます。
それくらい、イギリスで東アジア人の存在感は薄いということです。
市井の人々の東アジアとのつながりは、町のチャイニーズテイクアウェイ(お持ち帰り専門の中華屋さん)くらいです。
チャイナタウンのあるロンドンやマンチェスターはもう少し浸透度があるかな、くらい。
なので、以前にも書きましたがNHS(国民保健サービス)で医療を受ける時に「エスニックバックグラウンド」の欄は、「Chinese」はあっても「東アジア人」はなく、中国以外の東洋人は「その他」という謎の選択肢なのです。
メディアの力は侮れませんので、こうやって少しずつ東アジア人が世間に刷り込まれていくことで、そのうち
「人種の欄で中国人一択はくくりが雑過ぎるな」
と気づいてくれる日が来るのかもしれません。

一瞬の流行りで終わる、という可能性も捨てきれない。
