タグ:永住権

雨が時折降ったりやんだり、晴れたりの北西部からこんばんは。

久しぶりに夕方歩きにでかけたら、最近愛犬を亡くして寂しいという話をしていたご近所さんにばったり会い、新しく家族になった子犬ネリーちゃんと初対面ができました。
生命力に満ち溢れたネリーちゃんに、屈託ない顔でひざドンされてわたしもデレデレです。
なんてかわいいんだ…

その後、わたしと飼い主の周りをキャッキャキャッキャと走り回り、うんち。
こちらをチラチラ見ながらうんちしている姿もなんてかわいいんだ…

さて。

昨日は朗報が届いたのでした。

230711

BRP(Biometric Residence Permit)移行への審査に無事通過したよ、のお知らせ。



申請したのが4月末なので、それから2か月半弱。
Home Officeやればできるじゃないか。

7営業日以内にカードが届くとのことなので、これでいったんHome Officeとのやりとりから解放されそうです。
2025年のBRP廃止時にはまた何かあるんだとは思いますけども。

英国籍を取らない限り、Home Officeとのつかず離れずの関係は一生続くのですよ。


← まあ、仕方なし。
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朝からうっすら青空がのぞくボルトンからこんばんは。
夕方の気温も14℃ほどと悪くはない感じです。

さて。

さくっとつづき。

4.書類と生体認証データの提出
出頭先はマンチェスターの中華街に隣り合わせたビル内でした。
建物の住所とGoogleマップの画像を照らし合わせてみたのですが、どうやら入口はビルのメインエントランスではなく脇の小道にある通用口のようです。
レビューなどを見ると最近入口が変わったというようなコメントを見かけます。

これはあれかな、移民ごときに正面入口は使わせないぜという英国階級社会の刷り込みでしょうか。

スペースの問題もあるのか、「時間より早く来ないように」というお達しなので、中華街で時間をつぶしてから、10分ほど前に通用口へ。
ちょうどわたしの前に同じように到着した、恐らくタイの人かなという小柄な女性がおり、

「あなた何時の予約?」
「2時です」
「あー一緒一緒〜。ここドアベルさえないのよ」

なんて世間話をしていたら、係の女性が現れて、パスポートと予約時に発行されるQRコードを見せろ、と言ってきます。
そのまま、案内されてビルの正面入口を突っ切り(結局通るじゃないか)、エレベーターで上階へ。
エレベーター内で一緒になったのはアフリカ系の赤ちゃん連れの女性、先ほどのタイのおばちゃんとわたしです。

「やっぱり我々は二級市民ってことで正面玄関は使わせてもらえないんですかね?」
「やだ!ほんとよね!あれって完全にお手伝いさん用のドアよね!」
「あはははは!」

移民自虐ギャグ。

フロア内には壁側2か所に沿って平行にそれぞれ4〜5つのデスクがあり、コロナ対策用なのかアクリル板で仕切られています。
部屋の真ん中に待合用のオフィスチェアが並び、誰かが呼ばれて席を立つと掃除のおばちゃんが来てアームレストなどを消毒。
携帯の使用は禁止です(張り紙に気づかず、スマホを出したら係の人が飛んできました)

デスクに呼ばれてからはパスポートとQRコードを渡し、まずは写真撮影。
白い背景をバックに「髪は耳にかけて後ろに流してください」と。
金八先生並みにガッシュガッシュと両耳にかけるのですが、

「もうちょっと、ちょっと耳にかかっちゃってるからもう一回」

何度か撮り直して、やっと成功です。

その後は指紋を取り、電子サイン用のパッドにサイン。
ああいうパッドできちんとサインが書けたことがないのですが、「これでいいですか?」と聞かれても、何度やっても一緒と思われるので書き直しはせず。

係の人が現在有効のパスポートのスタンプが押してあるページを再度スキャンし直している間にちょっと世間話。

「入国審査の係官ってページの順番通りにスタンプを押してくれないですよね〜。あれ気になりません?」
「わかる〜。私は出す時に押してほしいページを敢えて開いて渡しますね」
「ああ、そういう手もありますね」

その後も特に何を聞かれるでもなく、係の人はマウスをクリックさせていたのですが、

「じゃ、準備完了です。すでにアップロードされている書類と一緒に提出していいですか?」
「あ、はいお願いします」
「では終了です。審査結果は追々メールで届きますので。お疲れさまでした」

待ち時間も含めて、正味30分くらいだったと思います。
建物を出る時は正面玄関を使ってよいようですよ。

というわけで、現在結果待ち。
半年はさすがにかからないんじゃないかなーと淡い期待をしていますが、どうかしら。

オマケ。

230503a

仔ガチョウの季節が来た。

230503b

黄色い毛玉ちゃん。


← もふもふだよ。
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曇り空が続く北西部からこんにちは。

さて、英国の在留許可証(ビザ)を紙からカードに移すよという話のつづき。

3. 必要書類をアップロード

当然ながら、2のアポイント予約は3の準備の見通しがたっている、という時点がおすすめです。
何を申請書類として出さねばならないのか、というと
  • パスポート(有効期限切れのものも含む)
  • 永住権の証明
  • 住所証明
  • 永住権を獲得した時から現在まで継続的にイギリスに住んでいることがわかる証憑
  • Home Officeが個人情報を照査することへの同意書

パスポートは顔写真が載っているところだけを提出すればいいのかと、アポイント2日前まで呑気に構えていたのですが、全ページのスキャンが必要なので要注意。
わたしはたまたまネットを彷徨っていた時にこの情報を見かけて、夜中に家のスキャナーの前で3冊のパスポートと一緒に延々座り込むことになりました。
そういう所をきちんと説明に書かないところにHome Officeの底意地の悪さが見て取れます。

住所証明(運転免許証など)は問題ないとして、問題は4番目です。
書類の例としては以下が上がっていました。
  • カウンシルタックスのレター
  • GP(かかりつけ医)から発行された来院日の確認レター
  • 学校やカレッジから発行された出席日の確認レター
  • 光熱費請求書
  • 在職証明書

これを2001年から現在まで毎年分出せ、と。
22年分の光熱費の請求書を保存している人なんてこの世にいるの?マニアなの?

わたしの場合、結婚後結構すぐに働き始めたので、P60と呼ばれる納税証明書が2000年度からあるのですが、いかんせんヨークシャーからランカシャーへ2006年に引越したため、無職だった期間が約1年間だけあるのです。
この期間をどう埋めるか。
はじめ、銀行明細のコピーをもらえばいいや、と気軽に銀行に電話をして事情を説明したのですが、

「それくらい古いものになると、残念ながらこちらではお出しできないんです」

申し訳なさそうに断られたよね。
そうなのか…。
ムムムーっ。

というので、わたしの場合は以下を準備。
  • P60
  • 現在の職場からの在職証明書
  • GPからのレター
  • 歯医者さんからのレター

ここへ来て、引越し後も歯医者さんを替えなかったことが功を奏しました。
若先生が手書きで一筆書いてくれ、治療の予約表一覧もつけて郵送してくれました。
ありがとう、もう若くはない若先生と受付の方!
今月の検診にはお礼に何か持っていきます。

そして、GPでは受付で説明をしたら秘書の方がパパっと対応してくれたので(意外でした)、翌日には受け取れたのはよかったのですが、

「当該の人物は1999年からNHSに登録し、それ以降当クリニックの患者として…」

いや、違う違う。
ここのクリニックに登録したのは2006年だよ。

電話で「申し訳ないんですが、訂正して再発行を…」と再度お願いに。
2006年以前に前のクリニックで定期的にGPにかかっていた電子記録がないというので、ああ、これもダメかとなりかけたのですが、いったん書ける内容だけで構わないので、と電話を切った後、秘書の方がわざわざ紙の記録をアーカイブまで探しに行ってくれた上に、折り返し連絡をくれ

「前のGPからの申送り書に手書きの記録があったの!これがあればそこそこ定期的にNHSにかかってるって書けるから!すぐ再発行するから夕方取りに来て」

チョコレートの箱とカードを持って受付に馳せ参じましたよ。
渡したらちょっと照れちゃって、ほっぺと首元が真っ赤になるチャーミングな女性秘書でした。
具体的な来院日までは逐一書いてくれていないので、Home Officeがこれをどう見なすかはわかりませんが、その辺は歯医者の若先生の方のレターでカバーできているんじゃないかな、と。

というわけで、書類の準備は完了。
全てをPDFファイルにしてUKVCASのサイトからカテゴリー別にアップロードします。

そして、つづく…。

230502

飽きてきた。


← あとちょっとだからさ。
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