それなりに晴れていた北西部からこんばんは。

さて。

今日は家で仕事をしており、階下にお茶を作りに降りたところ、どこからともなくピーピーと鳥のさえずる音がします。

音の出所をさぐると、どうやらダイニングルームの暖炉の煙突からです。
む!嫌な予感!

イギリスの煙突のある家では、鳥が中にうっかり入り込んで出られなくなってしまうことがあります。
実際、我が家でも昔そんなことがあり、残念ながら悲しい思いをしたことがあるのです。

これからちょっとスーパーに買い物行ってくるーとのんきにしている夫に詰め寄り、

「煙突から音がしてる!」
「あー、さっきから鳴き声がするなーと思ってたんだけど、そこか…」
「でも、前にちゃんと煙突に網かけたよね…」

場所的に覗き込むこともできず、どうするどうするとオロオロしていたのですが、夫が先日のフェロー諸島旅行のために買い替えた双眼鏡を持って外に飛び出しました。

いや、それで見たところで中は見えないですよ?と思ったりもしたのですが、わたしも一緒に中と外を行ったり来たりしてみると、外に同じ鳴き声の鳥がいるようです。
夫婦で手分けして、外と中に待機して外で鳴いている合図、中で聞こえる合図を出し合った結果、その鳥が鳴くと家の中でも鳴き声がする、ということがわかり。

どうやら、その鳥が煙突近くでさえずると、反響して家の中に聞こえてくるということのようで、鳥が煙突の中に閉じ込められているわけではなさそうでした。
よく通る高めの音というのもあったのかもしれません。

とりあえず、わざわざ網をかけた甲斐があってよかったよ…。

240903

「よかったじゃない」
「じゃない」


← あー、ドキドキした。